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昨日、某女史のブログにて、その方のお友達の写真を拝見しました。

ちょい悪オヤヂならぬ、劇ワル親父と銘打って紹介されたお二方。

そのあまりにも強烈なインパクトに、小心者の空×ジ・Oはディスプレイ越しに固まってしまいました(大汗)。

きっと、家の弟が十数年もすればあんな感じに・・・(以下自粛)。

で。

何故か、悪いオヤヂどもとか、不良中年(別に弟や女史の友人がそうだと云う分けではないのですが)で何故かイメージするのが「ボトムズ」と云うアニメ。

ならず者。とか言う意味でネーミングしたタイトルらしいですが。

思い出してしまった・・・

今年早々、新作劇場版を見逃したことを(爆)。



しかし、このアニメ。

新作が出る度に、だんだんとむさ苦しそうな親父キャラばかりになってくるな・・・

で。

最近、観た映画。

消されたヘッドライン。

してやられた!!

まさかそんなオチだったとは騙された!!

と云うか・・・良いのか?そんな結末で、映画として良いのか??

何より、180㎝はある筈のラッセル・クロウがむさ苦しいチビデブに見えてしまうのは不思議。

これも演技力なのか?

脇役のキャスティングも贅沢。

ちょっと、ベン・アフレックが巨大軍事産業に立ち向かう議員としては貫禄不足?と云う気もするが、この映画について話をしていたS嬢に言わせると、若さ故の正義感が出ていてそれで良かったらしい。

ベテラン記者のやぼったさと周りの迷惑顧みない押し世強さと、現場至上主義。

レイチェル・マクアダムスの新人記者の向こう見ずなまでの正義感。へレン・ミレン演じる編集局長のラッセル・クロウと対立する資本至上主義。その割りに、懐の大きさが、いねぇよ!そんな物わかりの良い編集長なんぞ!と云う気分にもさせるがw

巨大企業の闇とそれを暴こうとする記者たちの二転三転する展開・・・が・・・最後の最後で予想も付かない大どんでん返し。

しかし、其処には爽快さも痛快さもない。

新聞社が舞台となり、政府も巻き込んでの巨大軍事産業との対決が、あの終わり方で良いのか?

本当に良いのか??

しつこいようだが、本当に良かったのか?

確かに、多分、誰にも予想出来ないラストだが。反面、観客は誰も望んでいなかった結末のような気がする。

「アムロ!行きま~す!」

と、シャアに向かって発進したは良いものの・・・

本当の敵はブライトさんだった!?

うん。

ちょっと、違うか。

スレッガーさん当たりだな(もっと違!)。


ターミネーター3。

ちょうど、お薦めの「消されたヘッドライン」を観に行って帰ったばかりです。と、S様と話をしていた時、先行ロードショーでT4と観てきたと仰ってターミネーターの話をしていた。

ちょうどT3が地上波で放送されますよ。と、教えて頂いたのでPCをカチャガチャしながら見ていたが。

これ劇場で上映された時は物凄く評判が悪かったんですよね。

明から暗に突き落とす続編は好い加減にしてくれ!とか。

あの監督は傑作の後の続編に大駄作を持ってくる。とか。

散々な言われよう。

S様が「当時、人気が下降線を辿っていたシュワちゃんが復活を賭けて挑んだ原点の作品」と、仰ったので。

自分もすかさず「起死回生を計って奈落に落ちた」と返したのですが・・・

実は自分はこの作品好きなんです(爆)。

確かに、A級規模のスケールと予算をつぎ込んだ典型的B級映画ではあるのですが・・・

意外と、ちゃんとT1・T2のストーリーときっちり辻褄があっているんですよ。

このシナリオ、良く書いたなぁ!と、非難中傷の雨霰の中、自分としては感心していたのですがw

あ。

敵方ターミネーターが気に入らない。と、云う声もありましたね。

強すぎる設定なのに、全然、威圧感がないとか。

別にT2の時も威圧感ありましたか??

シュワちゃんに比べてしなやかで中性的なイメージでしたが。

猫顔のターミネーター。

未来から来た猫型ロボットはのび太くんのお便利アイテムですが、未来から来た猫顔ロボットは見かけによらず確かに凶暴ではありましたw

それが見た目は完全な女性になったら、T-Xは女性の姿をしているから駄目だとか、ネックレスなんかつけるなとか。

自分は、どうせなら美人の女性型ターミネーターに死ぬほど追い回されてみたい気分♪

5分と逃げ切れないでしょうが(爆)。

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最近、観た映画。

一人ボケ&突っ込み、何だか久しぶりのような気がするw



レッドクリフPART2-未来への最終決戦ー

スルーする気満々でしたが、一番近くにあるシネコンが今月29日までの上映と聞いて、昨夜重い腰を上げてみてきました。

早々にPART1で客寄せパンダ的存在だった劉備軍が、蔓延する疫病を理由に同盟を破棄して撤収。

赤壁は曹操軍と孫呉のガチンコ勝負に・・・

一人、義理で残った金城孔明が唯一の劉備軍。

いぁ、もう・・・

流石!

SFファンタジー大作!!

赤壁の面白いエピソードを全部そぎ落として、延々と間延びした決戦までの流れを見せつけられます。

臭い芝居がこれでもかと続きます。

周瑜が主人公だから仕方ないものの、曹操軍ってバカばかり。

周瑜と金城孔明の策はずばずばと当たり、それに翻弄される曹操軍。

騙されて蔡瑁たちの首をはねるシーンの曹操・・・ギャグにしか見えないのですが・・・

何より、この曹操。

顔が・・・

顔が・・・・・・

アノ顔が・・・・・・・・・・

五輪で大恥をかいて、その能力を疑問視され、ファンからもそっぽを向かれながらも、財界や野球界のお爺ちゃんたちに溺愛されて未だ厳然とした力を誇示するあの監督そっくりに見えて、曹操がスクリーンに出る度に思わず苦笑していたのですが(爆)。

何より、女二人が邪魔で仕方がない。

オマイらだ!!

小喬に孫妹!!

オマイらが映画を台無しにしている。

赤壁に女性二人を無理矢理絡めた為に、面白いエピソードを全部破棄して、女性二人が活躍する展開に(汗)。

世界を席巻して大顰蹙を買っているカンフーサッカーを、まさか三國志映画で見ることになろうとは(爆)。

あっ。

でも、ヴィッキー・チャオは日本の美人女優っぽい佇まいがツボに嵌った。

顔立ちもそうだが、なにより、いつもポカーンと少し口を開いた当たりがw

前回触れたように、赤壁の戦いなんて、もしかしたら両軍布陣したままで疫病の所為で曹操軍が撤退しただけかも知れない。

そんな説もある。

史実なんて誰にも分からないが、PART1以上に三國志(演義)してませんから。

戦闘が始まるまでの見所は、金城孔明が10万本の矢を集める所くらい。

それ以降の金城孔明なんて、只のお天気お兄さんだし。

オマイ、天気予報しているだけぢゃん!

まぁ・・・三國志映画だと思わず、派手な戦闘シーンを集めた映画だと思えば、最後の戦闘シーンは十分に楽しめるのですが、それなら何年か前に上映されたコテコテのヲトコの子映画、スパルタの戦いを描いた「300」のシャープな戦闘と比べると、恐ろしいほどに見劣りします。

しかも、疫病が蔓延して撤収したはずの劉備軍が実は曹操軍を油断させる為の周瑜の策略だったなんて・・・

趙雲を先頭に張飛、関羽と戦場に舞い戻る劉備軍陣営の遣り取りでは全くそんなことないと思われ(爆)。

一緒になって、孫呉と曹操本陣に突入するので、曹操の退路での数々のエピソードは皆無です。

この疫病も不思議。

一般兵士は次々と感染するのに、曹操も小喬も平気で病人に触っても全く感染しません。

相手を見て移るとは・・・恐るべき伝染病。

意地の悪い空×ジ・Oが楽しみにしていたのは、主人公で良い格好ばかりしていた周瑜が、孔明の才に畏れをなし、幾度となく殺そうとするエピソード。

格好つけのオッサンが如何にこれを実践するか・・・と、ほくそ笑んで見ていたら・・・

一度も出てこなかった(爆)。

もう一つの、大陸お得意の人海戦術によるド派手な海上戦闘シーン。

散々、気を持たせて始まってみれば。

確かに、派手な爆発は起こるものの、意外にあっさりと終わってしまった。

へ!?

これでお終い??

確かに派手だけれど、爆発見せれば見ている側が喜ぶというものでも・・・と、思っていたら・・・

其処から始まる、突っ込みどころ満載の地上戦。

ここでも、派手に爆発します。

一面火の海です。

孫呉、魚の脂だと言ってますが、アレは完全にナパームぶちまけてます。

本陣から、敵も味方も炎に焼かれて全滅だろう。

などと、ほざいている曹操たちの前に、盾を連ねた孫呉、劉備連合軍が忽然と姿を現します。

もう、人力装甲車です。

幾ら鋼の盾といえど、あの火の海を縦断してくれば、その陰に隠れている人間は誰もが蒸し焼きになりそうなものですが、連合軍だけは無事に渡り仰せて、曹操軍本陣へと迫ります。

海を真っ二つに割ったモーゼも吃驚の奇蹟です。

もう、この時点で80万対5万が眉唾物です。

ワラワラと連合軍が曹操軍本陣に迫ります。

この数・・・きっと、旗色が悪くなって勝手に寝返った曹操軍の兵士が鎧を着替えて連合軍に混じっているに違いないw

連合軍と云っても、劉備軍は戦闘が始まるまでは金城孔明、戦闘が始まってからは趙雲。

見せ場があるのはこの二人だけです。

と云うか、戦闘シーンでは趙雲が先陣を切って単身敵陣で暴れ回るシーンが目立ちます。

格好良いです♪

嘗て体操選手から芸能界に転身した森末選手のような顔をして、劉備軍の見せ場を独り占めしています。

あんた、幾ら槍の名手でも・・・一応将軍だろうに。。。

「出過ぎだぞ!自重しろ!!」

の世界です。

劉備の見せ場は。。。敵陣に乗り込み、自陣に発射されようとする投石機を防ぐ為、綱にしがみついて宙ぶらりんになっている所です。

敵陣の真っ只中で(汗)。

一国の君主がそんな格好で無防備に宙吊りにされていたら・・・格好の餌食に合いそうですが、誰も弓矢一本放とうとはしません。

味方を守る為に身を挺する君主をそのままに見逃す・・・曹操軍は一般兵士に至るまで義侠心に富んだサムライばかりです。

あっ!だから80万5万でも惨敗するのか(爆)。

孤軍奮闘する趙雲の所に、連合軍が突入してきました。

とは云え、血路を開いて彼の元にやってきたのは、孫権と周瑜。

先陣を切ったこの三人が、並み居る敵をばったばったと切り伏せます。

ち!

ちっ!

ちょ~っと待ったぁ!!

敵陣に真っ先に切り込んでいるのが、劉備軍の将軍と孫呉の君主と、大都督って一体何だ!それ!!

しかも、趙雲と周瑜はたった二人で曹操の元へと敵兵をなぎ倒しながら迫ります。

二人とも鬼神の如き強さです。

・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

孫妹がスパイとして、知らない間に曹操軍の中に潜入できるくらいだから、そのルートを使って、最初から曹操軍80万の中に、この二人だけで切り込んだ方が無駄な犠牲者が出なくて済んだのでは?と、云う強さです。

そして、最後は連合軍の主要武将に取り囲まれた曹操。

「お前の国へ帰れ」

の周瑜の言葉で一件落着。

なんでやねん!!

イヤ。

アクションエイガトシテハ。

オモシロカッタデス。

こうしてみると、昔々、某国営放送でやっていた人形劇って、完成度か高かったんだな!

と、改めて吃驚(爆)。



グラン・トリノ

クリントイーストウッドの俳優としての最後の作品。

うん。

何故、この映画がアカデミー賞にノミネートもされなかったんだろう?

クリントイーストウッドはもういいか・・・と対象外にされたのか。

それとも、映画会社が「ベンジャミンバトン」一本に絞る為に敢えて外したのか?

「許されざる者」から始まった彼の監督作品・・・

良質な作品ばかりなのだけれど、空×ジ・Oのような社会不適応者のオヤヂの目には辛い・・・

胸にどんと来る重さが耐え難い。

劇場の右隣の席に若いアベック。その向こうに、若いお兄ちゃんと座っていた。

クライマックスですすり泣きが聞こえてきた。

アベックのオネイサンが泣いているものだと思ったら。。。

一人で観にいてきたお兄ちゃんが号泣していた。

この映画を見て泣ける君は、若い証拠かも。

40過ぎたらもう初老。

この台詞を、某嬢から言われて既に何年何年経過したことか。

オヂサンには泣ける以上に、その耐え難い重さが胸にしみます(汗)。



マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

映画も見た。

数年前に原作も読んだ。

そして知った衝撃の事実。

「世界一おバカな犬」と称されるマーリーよりも。

家の『ちょび』助の方がオバカだ(爆)。

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平日、あまりに暇なのでやけくそ半分でDVDにて鑑賞。

「妖怪大戦争」

購入して、3~4年経過したのでしょうかw

DVDって、絶対に買っちゃ駄目ですね。

いつでも見られるからと、なかなか手を出しません。

このDVD、しかも愛蔵版を購入したのは、↓ が目的・・・



限定版すねこすりパペット(爆)。

いぁ・・・本当に馬鹿だ・・・空×ジ・Oって(汗)。

その後、郵送されたボール箱に大切に保管したまま、押入れの隅に放置してありました。

その後何年も、書籍の山に踏み潰され、すねこすりパペットくんの毛並みも痛んでしまったのか、方耳は垂れたまま、もう一方は立ったままの状態で固まってしまっています。

毛もごわごわ。

で、本編はと云えば。

当時、劇場で見て結構、面白かったんですよ。

大笑いしながら観ていた筈なんですが・・・

一人、部屋の中でPCのディスプレイと睨めっこしながら、見直してみると・・・

笑えない・・・

ギャグが寒い・・・

不思議だ。

元々、周囲では評判が悪かった映画なんですよ。

何処が妖怪大戦争だ!妖怪全然戦ってないだろう!と。

個人的には、其処が面白かったのですが。

本来、妖怪は好戦的な存在ではないですから。

一般には混同されがちですが、ホラー映画と妖怪映画は全く別物だと思ってますので、この馬鹿馬鹿しさは大好きでした。

アレだけ時間を掛けた大掛かりな計画が小豆一粒で全部吹っ飛ぶなんて・・・映画や観客を馬鹿にしているのか!と怒鳴りたくなるくだらなさが最高です♪

「子供向け」にも満たない「子供騙し」とまで云われたこの映画。

これ、子供向けぢゃないよ。

ちょっと、濃ゆい大人向け映画だよwと言いたい気分。

嗚呼。

栗山千明にもっと虐められたい!

高橋真唯の太もも触りたい!

三輪明日美にぺろぺろされたい!

と云うヲトナ映画(マテ)。

こう云った馬鹿馬鹿しい事柄に、大真面目に取り組む愚かさこそがヲトナの特権です(爆)。

映画自体が一発芸的なものだったのか、劇場と自分の部屋でディスプレイを眺めている違いからなのか。

今、見直しても全然笑えなかった自分は、こう云ったお馬鹿映画を鑑賞する大らかさと寛容さを、ほんの数年のうちに失ってしまったのだろうか?

でも、余程の人に出ないと・・・万人にはお勧めできない映画かもw

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某此花咲良師匠曰く。

「中だるみもなくテンポもよく、
私的邦画ランキングの中ではかなり上位に食い込む勢いで
イチオシ★ なんですけどww」

と、仰っていたK-20♪

今更ながら、昨夜観てきましたw

或る意味、本物の文筆業に携わる方の紡ぎ出した筆の恐ろしさを実感した観賞と相成りました。

▼以下、感想反転 (ネタバレ注意?)
仲村トオルが主人公だったら、
激萌えなピカレスクロマンになってたかも・・・・・・
と、思うと、ちょっと惜しい気がする(爆)

▲ここまでw

と云う、あまりにも短い映画の感想。

本編を観ていない自分には全く理解不能だったのですが・・・

でも、良く耳にする「ぴかれすくろぉまん」って、何気に耳障りの良い言葉♪

意味は全く知らないが(爆)。

で、この感想を読んだ時に、手元にある電子辞書で調べてみたんですねぇw

「ぴかれすくろぉまん」

悪漢小説。ピカレスク小説とも、

あまりに簡素な説明・・・これでは余計に分からない。

ピカレスク小説なるモノを調べてみた。

下層階級出身の召使や詐欺師などの主人公がさまざまな社会や事件に出会った経験を述べる小説。風刺・ユーモアの要素が多い。

ふ~ん。

そんな映画なんだ。

で、何故?

劇場でCM見た限りは、諸葛亮(違)のぴかれすくろおまんぢゃないの?

と、思ってそのまま遣り過ごした。

劇場に足を運んだ時には、某此花咲良師匠の感想など、すっかり忘れていた筈だった。

だが、上映中。

腐葉土色の半分腐りかけた・・・否々、思いっ切り腐っている空×ジ・Oの脳髄に刻み込まれたその感想が、時限爆弾の如きチクタクチクタク音を立てながら、その刻を待っていようとは夢にも思いませんでした。

先日、削除した記事の中で『言霊』に触れていたのですが・・・本職の方の紡ぐ文章と云うものにも、どんなに短い一文であろうと、きつと魂が宿っているに違いない。

恐るべし文章の力。

勝手に師匠と呼んでいるだけですが、流石プロ。

これからはちゃんと敬意を払わねば(て、払ってなかったのか)w

K-20

“第二次世界大戦が起こらなかった日本”と云う、最初の設定からしてわくわくして見始めたのですが・・・

生かし切れてない。

何なんだろう、この違和感は。

そればかりが気になったが、多分、登場人物が皆、戦後の自由と平等を手に入れた今の日本人なんですよね。

発想とか、物の考え方が。

今の自分たちが、いきなり異世界へ飛ばされて、階級社会に身を置いたような雰囲気。

空×ジ・Oの貧困な想像力でも「根付いた階級社会の中で暮らす人達って、そんな事考えてないだろう!」と、突っ込みたくなるような展開。

正直、最初から興醒めでした。

思い切り『貧しさと人情』を前面に押し出す、下層階級の人達もウンザリ。

昔、『エレファントマン』って云う映画があったぢゃないですか。

上流階級の人達は皆、知的で上品で、身体にハンデを負ったエレファントマンを気味悪がる事もなく優しく接し、下層階級の人は皆、彼を見せ物にしたり迫害したり、と画一的に描かれていた映画。

アレの逆バージョンですねw

全然、どちらの人達にも感情移入が出来ないのです。

世界観があまりにも脆弱なのです、御都合主義なのです。

中だるみ処か、数十分観ただけでお尻が痛い、腰が痛いと、身体をあちらにズラしたりこちらに持って行ったり。

まぁ、自分の周囲数列には誰も座っていなかったから、端の迷惑を考える事もなかったですが(爆)。

広い館内、オッサン三人(自分を含めて)におばさん一人。アベックが二組だけでしたからw

では、詰まらない映画かというと、そうでもないのです。

諸葛亮(だから違)が、修行を重ねて二十面相と対決するまでに成長するシーンなんかは見所がありました。

アクションシーンも見応え有り。

それだけでも、1800円払って劇場に足を運んだ甲斐がありました。

もう、完全に娯楽映画だと割り切れば、秀逸な出来です。

変な人情話や貧困を無理して取り上げるなよ・・・これ一本で行けよw

チクタク。

チクタク。

しかし、空×ジ・Oの脳内で、時限爆弾がその刻を息を潜めて待っています。

主要登場人物しか居ない室内に突如として出現した「怪人二十面相の予告状」・・・

その瞬間に、存在すら忘れていた時限爆弾が爆発しました。

おお!

そう云うことか!!

二十面相の正体ばかりでなく、彼の出生にまで言及していた短い感想。

恐るべし、物書きの筆力。

って、ラストの意外なオチが台無しぢゃん!!

二十面相の正体については、殆ど原作ファンに喧嘩売ってますねw

自分の小学生の頃は、子供向けのこのシリーズを全部、揃えて読んでいたのですが・・・

その割りに、彼らに対する思い入れが全然ないので平気でしたが、江戸川乱歩ファンには絶対お勧め出来ない映画かと(爆)。

小林少年も嫌な子供でしたし。

劇中、結構、怪しい行動を取っていたんですが・・・二十面相の計画を看破した時に嫌らしい笑い方したり、重要アイテムの絵画をこっそり盗み見たり。

そのくせそれ以降、彼の行動が全くストーリーに絡んでこないんですよねぇ・・・

最後に「仇だ」などと云う台詞を吐かせないで、実は小林少年は全てを見通していた!なんて云うオチがあれば良かった物を。

そして、新しく誕生した「怪人二十面相」と全てを知った上で探偵の名を引き継いだ小林少年の知力を尽くした戦いが始める・・・な~んて云う展開で、乱歩の原作に結びついていく。

それだと、全て丸く収まるし、二十面相や探偵のキャラにも違和感がなくなりそうなのですが・・・

いぁ、この作品の明智小五郎・・・頭悪いし(爆)。

何より、いち早く怪人二十面相の正体に疑問を覚えたヒロイン。

そう来たかw

げに恐ろしきは、女の感と洞察力。

・・・印象に残ったのは其処かい!!・・・

世の男性諸氏の皆さん・・・浮気や二股なんかしたら絶対に直ぐばれますよ。

女の感程、恐ろしい物はないですよ(爆)。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

あ。

アンケート、先日復活させました。

ネタがないので、この頁に関しての事柄。

いぁ、アンケートのネタ募集をアンケートしたい(爆)。

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先日、某師匠とメッセンジャーでお話をさせて頂いていた時、映画の話が出た。

「容疑者Xの献身」「ハンサムスーツ」「レッドクリフ」と見て、「レッドクリフ」が一番のハズレだったと仰っていた。

まぁ、三国志関連で何作も作品を書いている「若奥様は永遠の16歳」などと称する、某師匠である。

孫子や三十六計を諳んじ、あのクソ面白くもない正史に精通するディープな御方が、大衆向けの映画に物足りなさを覚えるのは当然かも知れないが・・・

あで・・・孫子も三十六計も時代が違うかw

三国志だと思わなければ、ある種ファンタジー映画だと割り切れば、それなりに楽しめた「レッドクリフ」。

それよりも、この二作はお薦めなのか!

ならば見逃す事は出来ない。

どちらも公開から結構日数が経過している。

急いで見に行かなくては。

最寄り駅近くの映画館では、「ハンサムスーツ」が夜一回の上映、「容疑者Xの献身」も夕方から夜に掛けての上映・・・被っている。

少し離れた、歩いて15分か20分ほどの場所にあるシネコンが「容疑者Xの献身」を12時50分から一日一度の上映をしていたのでそれを観に行き、その後、サカエなる繁華街に行って弟の美容室に立ち寄り、またしても丸刈りにして、再びにゃ~ごや駅周辺を徘徊した後、7時半からの「ハンサムスーツ」を観てきた。

・・・結構、一日中歩き回ったゾ(爆)。

と、言う事で。

観た映画。

取り敢えずは、フェイントをかけて数ヶ月前に観たけれど、まだネタにしていなかった「おくりびと」から(爆)。

おくりびと

納棺師の映画と云うのは、或る意味斬新・・・と云うか不意を突かれた感じ。

こんな映画・・・普通は思い付かない(爆)。

テーマがテーマだからか、公開されて結構日にちが経ってから評判が物凄く良かったので観に行ったからか、結構混んでいた。

しかも、周囲はジジババ・ジジババ・・・・

それだけでも珍しい展開。

って・・・自分は何度も、身内の納棺に立ち会ったが、納棺師と云う職業があったとは知らなかった。

自分の時は、何時も物凄く若い男性と女性が来たが・・・確かに厳かに納棺をしていったが、若過ぎてバイト?それにしては様になっている!と云う印象だった。

最後の叔母の時は専門の化粧をする若い女性がみえたが、納棺師とは別で死んだ方の化粧専門だったし。

確かに、その女性は故人の使っていた化粧品の有無を訪ねたりしていた。

やはり、本人の使用していたモノを使うのがベターなのか。

だから、空×ジ・Oの脳内では納棺師と化粧をする人は全くの別物・・・と、云う感じだったのですがw

元々、葬儀での仕来りなんて各地方で全く違ったりするから一概には言えませんが・・・

その意味で、本木演じる納棺師に対する周囲の差別意識みたいなモノは全く理解出来ませんでした。

「もっとましな職に就け」と、云う杉本哲太の言葉なども理解不能。

余計なお世話です!

税金で喰っている公僕に言われたかぁない!

と、云う感じ。

失礼な言い方ながら、そんな風習が残った田舎を舞台にしたのは、それが描きたかったから?とも思ったが、それなら妻である広末まで「汚らわしい」と口にするのは、如何なモノか??

映画以上に気になったのは、周囲に座る人達の年齢層が異常に高かった事と、隣の枯れ果てた印象のお爺ちゃんが、微動だにせずに真剣な表情でスクリーンに食い入るように見入っていたのですが・・・

なかなかにお洒落な格好をしたオジイサンだったのですが・・・

老人特有のカホリが強すぎ(爆)。

映画の途中で、そのカホリとあまりに動かない仕草から、上映中にお亡くなりになっているのでは!と、そちらの方が気になって気になって(こら!こら!こら!)。

でも、終盤で涙ぐんでいるのを観て一安心(爆)。

高齢者に包囲され、そのお爺ちゃんお婆ちゃんが涙ぐんでいるのですから、良い映画なのでしょうが・・・

臍曲がりな空×ジ・Oは、途中から全部先が読めてしまって(汗)。

ほんとぉぉぉ~~~~に、ちょっとやり過ぎ?の感さえある「石」のエピソードも含めて、小さな小物一つ一つに関する話から、何もかもが今度はこういう展開になるんだろうな・・・と、思ったらその通りに映画が進んでいく。

先が読めすぎ(爆)。

あの「石」を生まれてくる子供に託して映画が終わるのかな?と、思ったら本当にその通り(汗)。

それでも、凄く評判が良くて、周囲のお爺ちゃんお婆ちゃんが涙ぐんでいるのですから、良い映画なのでしょう。素晴らしい映画なのでしょう。

これを素直に観る事が出来ない空×ジ・Oが、何処か屈折しているのでしょう。

この映画を観て思ったのは、ベタでも良い。

シンプルなモノだからこそ、人の心に触れ、シンプルなモノ程、観た人が感動する映画が出来る。

と、云う事でしょうかw

容疑者Xの献身

この作家の本は何冊か持っているが、コメディタッチのモノばかりで、ガリレオシリーズは一冊もない。

と、云うか読む気もしなかった。

ミステリーとか苦手だし、TVシリーズが劇場版になってろくな映画などある筈がない!と、云うのが持論だったし、今までは全くその通りだったし(爆)。

しかも、劇場コマーシャルの印象が悪すぎた。

あの福山雅治の「科学で証明できないモノは・・・」云々のキメ台詞?(だと、CMを観た時はおもっていた)などは如何にも二流の科学者っぽいし、同じキメ台詞なら、劇中の敵役・京極堂の「世の中には不思議なモノなど~」の足元にも及ばない陳腐さ。

しかも、いきなりのあの実験。

物理(理科)と数学などと云う理数系アレルギーの空×ジ・Oが、そんな専門的なミステリーを敬遠するのは当たり前!

ヲトコマエの天才科学者など人類の敵である。

幾ら評判が良くても、全く観に行こうとさえ思わなかった。

しかし、某師匠のお薦めである。

弟子が逆らえる筈もなく、何気に話のネタにでもするかwと、観に行ったらこれが大当たり(爆)。

理系才女である某師匠が、残念だったのは実験のシーンが最初しか出てこなかった所。と、仰っていたが・・・

まぁ、暇つぶしに頭の体操をかねて・・・などと、空×ジ・Oにとっては見ていて偏頭痛が起きそうな、とても人類が生み出したとは思えない難解な暗号めいた数式を解くような人は、そっとしておいてあげましょうw

あ~んなもの眺めているくらいなら、自分の周囲にワラワラ・ウジャウジャ居ると某見えちゃう人に言われている、アチラノセカイノヒトたちと御対面した方が、まだましな気分です(マテ!)。

本当に映画のCMと、本編は全然関係なかった(爆)。

アレは。。。ジャロに触れないか(爆)。

関係ない御陰で良い映画に巡り会えましたがw

一日一回の上映と云うこともあって、場内は未だに物凄い混み方。

しかも、福山雅治効果なのか、自分の周囲は一つの空席もなくおそらくは10代か20代前半の若い女の子たちばかり・・・それはそれで凄いプレッシャーなんですが・・・小心者の空×ジ・Oとしてはw

内容は・・・

何で?警察は事件のあった日にちではなく、違う日付のアリバイに躍起になっているんだ?

とか。

ホー○レスが規則正しく生活しているって・・・一瞬しかスクリーンに映らなかったけれど、飽くまでさり気なくだけれど・・・一目見て、一人足りないぢゃん!!

とか。

そこまで気付きながら、全くそれらの事象を事件に絡めていなかった空×ジ・Oって・・・

物凄いお馬鹿さん(爆)。

献身って・・・途中からストーカーモノに落ちていく当たり、或る意味の心理ホラー??

それでは、美学がなさ過ぎるゾ!京極堂(だから違!)。

などと思っていた空×ジ・Oは完全にトラップに嵌っていたわけですねw

してやられました。

福山雅治と柴咲コウではなく、京極堂と松雪泰子が実質主人公だから、原作本全く未読でTVシリーズに全然興味のなかった自分でもすんなり入っていくことが出来ました。

欲を言えば、あれだけ胡散臭そうなダンカンが全然信頼できる人、の一言で片付けられてしまう点と、京極堂(しつこい!)が自殺を考えるまでに絶望していた点が全く触れられていなかったことくらい??

思わず、弟の美容室に行って帰る途中、サカエ地下街の本屋さんに寄って、原作買っちゃいました。

地下街で夕食を摂る時と、「ハンサムスーツ」の上映までの間に数十頁呼んだのですが・・・

映画と設定は少し違っている様子。

確かに、映画では犯人の娘が、殺されたぐうたら元・亭主と血が繋がっていない説明が全く欠落していたので、ぢゃ?本当の親は誰よ?と気になっていたが(勿論、ストーリーには全然関係ないけれど)、それも分かったし・・・

あで・・・

まだ、原作は読み始めたばかりだけれど・・・

柴咲コウが出てくる気配が全くない(汗)。

ハンサムスーツ

合わなかったら、好みの問題だ。と、言われて勧められた。

中だるみがあるが、それさえ我慢すれば面白いと。

申し訳ない・・・最初から最後まで何処が面白いのかサッパリ(汗)。

クスリとも笑う要素がなかった(汗・汗・汗)。

なんか、内輪で盛り上がっている漫画を延々と見せられている印象・・・って、原作は漫画??

帰りのエレベーターで自分以外は二人ずつコンビになった若い女性が六人。

短い間でしたが・・・皆、物凄く映画の話で盛り上がっていたんですがねぇ・・・

面白かった!とか。

笑えた!とか。

きっと、この子たちは谷原章介ファンに違いない(爆)。

嗚呼。

あのプロ疑惑を持たれている、何時も空×ジ・Oの頭を丸刈りにする弟が、某空港にて生で見てギャップ有りすぎ!

と、言っていた・・・ブラザートムは良い味を出していた。

北川景子、佐田真由美、本上まなみ、佐々木希と、出ていた女性は別嬪さん揃いでしたw

綺麗な女優さんを観に行ったと思えば・・・十分に元は取れたから、良いか♪

しかし・・・こういう感性がないと人を笑わせることは出来ないのか・・・

演出大仰過ぎ、マイレボリューションかかり過ぎ。

空×ジ・Oには絶対に無理な芸当だな・・・人を笑わせるなんて。

その割りに、この顔を見て笑う人が結構居そうなのは不可思議と云えば不可思議。

個人的には最後の最後で、不細工同士のカップル誕生の方がすんなり受け入れられた気がするのだが(爆)。

最後に不細工ヲトコが心寄せる美人と献身的な不美人、どちらを選ぶか興味があったのですが・・・

或る意味、あの交通事故で一方が欠けて選択が自ずと決まってしまう・・・と、持って行くかと思ったら・・・

そう云うオチだったのかぃ!!

これは、或る意味ヤラレタ!

因みに空×ジ・Oも不細工ですが、ヲトコマエになろうと思ったことはありません。

想像力の欠如、と云うより無理な望みは持たない方だからw

可愛いとか綺麗とか、ハンサムとか。

そう言われて告白された時、表面しか見ていないのか?と泣いたり怒ったりって有り得ないだろう♪と、思ったら・・・

居た(爆)。

此処の訪問者にも、可愛いと言われて告白され。

「おんどれは人の表面しか見とらへんのかぃ!」

と、拳で返事をしたなどと云う強者のエピソードの持ち主が・・・居た(爆・爆・爆)。

ありえな~い!

この映画の感想・・・ガリガリ君は愛を育む必須アイテム(大間違)。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

取り敢えず、サカエからにゃ~ごや駅に経由で映画を観に行った時に撮ったはしかのクマたち。

今日も混んでいたw

通りすがりだったので、メインの通路には行かなかったが数匹のクマの脇は通ったから。








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空×ジ・O
性別:
男性
職業:
おやぢ
趣味:
昼寝
自己紹介:
引き籠もりオヤヂです。

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御世話になっています♪『ちょび』助の頁だけは御世話してやってるんですが(爆)。
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