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課題が見出される底辺

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最近観た映画・・・昨日、「アメリカン・ギャングスター」を観に行った。

公開を楽しみにしていた映画だった。

昨日は寒かったので、家の中に引き籠もってグズグズしていた。

昼食に近所の喫茶店へ食べに家を出たので、ついでに駅前の大型書店を四軒ほど回って、何冊か本を買ったくらい。

もうね・・・あまりの寒さに、地下街を徘徊して行ける範囲しか歩きたくない気分。

後は尻尾を巻いて引き籠もり。

それでも、夜に再び食事に出たついでに、観に行きました♪

殆ど、地上を歩かずに百貨店や映画館に行けるのだけが、此処に住んでいる利点かもw

シネコンが入っているのは駅前のデカイビル、正確にはその一部、隣の部分にある商業棟。

五階建ての商業棟は、一階から四階までが空×ジ・Oには縁も興味もない有名店が並んだ吹き抜けの構造。

此処はエスカレーターで一直線に上がることが出来る。

エスカレーターに乗っている間中、空×ジ・Oの前を電柱のように突っ立った外国人のお兄ちゃんと、日本人のお姉ちゃんが仲睦まじくイチャイチャとしていた。

四階は飲食店街、其処を通り過ぎて西端まで足を運ぶと五階へのエスカレーターがあるのだが・・・。

前を歩いているお二人さんは、通路を右に寄ったり左に寄ったり、いちゃつきながらし空×ジ・Oの行く手を邪魔する。

「嫌がらせかぃ!」

お兄ちゃんは外国人だけあって、物凄く背が高い。

その割には針金のような身体付き。

金髪を固めてゲゲゲの鬼太郎の妖気アンテナ全開状態にピンと天辺に角を立てている。

「きゃぁきゃぁ」と、二人だけの世界に嵌り込んで周囲が見えていないのだろ。

空×ジ・Oが小さすぎて見えないのか?単に真後ろにいるから気付かないのかも知れないが。

漸く、幸せなお二人さんを追い抜いて五階へのエスカレーターに乗ってチケット売り場へ到達。

一昨日から公開されたばかりの割に、上映二〇分前でど真ん中の良い席が取れた。

八時半上映もあって空いているのか?と思ったら、館内に入れば中央部分は満席状態。

・・・しかも、直ぐ右隣には先程のアベック・・・よりによって妖気アンテナ全開のお兄ちゃん。

左側は、一つ席を空けて日本人のアベック。

何だ・・・結局、席は空いていた訳ぢゃなくて、間隔を置いてアベック達が席を取っていた合間に空×ジ・Oが潜り込んだ訳かw

劇場内が真っ暗になる寸前・・・一つだけ空いた左となりの席に大柄なな男性が座った。

右の外国人さんは背が高い割に細身だが此方は縦も横もデカイ。

しかも・・・酒臭い・・・プンプンとアルコールのカホリが漂ってくる。

お酒に弱い空×ジ・Oは此の強烈なカホリだけで酔っ払いそう。

さり気なく、顔を覗いたら・・・顔はミュージシャンの某布袋さんそっくり・・・。

怖い。

こわひ。

こわいよぉ~。

男性は大きな身体を遠慮がちに縮めて座っているが・・・それでも、印象として怖いよぅ(爆)。

昔・・・見るからにプロのお方!と、云う二人組が直ぐ隣に座り、上映中何度も携帯電話が鳴って「なんじゃ!おらぁ!!」と、その人が受け答えしていても怖くて何も言えなかった経験があるけれど・・・と云うか、只其処に座っているだけで、小心者の空×ジ・Oは漏れそうだった・・・席変わるのも嫌味だし・・・。

最近は映画館もマナーに五月蠅くなって、そう云う事には遭遇しなくなったが・・・隣のお兄ちゃん・・・只、其処に居るだけで怖い(コラ)。

大きな身体を縮めて周囲を気にする辺り、実際は気配りの行き届いた人と云った感じですが。

最近、例の弟の顔・・・あまり見ていないから怖そうな人にあまり免疫が出来ていないし(殴)。

金髪の兄ちゃんは遠慮無く、此方側の肘掛けにもたれ掛かり長~い身体を浴びせ掛けるような姿勢をしている。

チョコをその場で貰ってワイワイ・キャッキャと相変わらず二人だけの世界で盛り上がっているのだから、女性の方にもたれ掛かればよいものを・・・。

両隣を個性的な男性に挟まれて、久々に・・・。

↓ こんな感じで映画見てましたw と、以前使った写真の再登場♪


上映が始まってもアベックは盛り上がっている・・・お兄ちゃんが全部チョコ食べ終わるまで・・・。

映画自体は、一九六〇年末から七〇年代にかけて、NYハーレムにおける麻薬密売市場でイタリアンマフィアを相手に黒人と云うハンデを乗り越えてのし上がったフランク・ルーカスと、密売ルートを追う捜査官リッチー・ロバーツの実話を元に描かれた映画。

て・・・漸く、映画ネタに入ったのか(爆)。

二時間半と云う長い映画なのに、此の二人の主人公が対峙するのは二時間を超えてから、と云うのは珍しい展開。

と云うか、捜査官リッチー・ロバーツは黒人にそんな大物が居るとは思いもよらず、敵役のフランク・ルーカスの存在すら知らずに、敵の正体を探ろうと捜査を進める。

二人が顔を合わすことなく、それぞれの組織・業界内での生活や活動を描き二人の人間像を鮮明にしていく。

見ている途中で、麻薬カルテルのボスと麻薬捜査官・家族を愛しながら、悪に手を染めることで理想の家庭を築き上げた犯罪者と頑なな正義感故に(ヲンナ癖も相当悪そうだけど・・・この刑事)崩壊させてしまった警察官・機微と機転によつて器用に立ち回るギャングと不器用故に組織から孤立する捜査官。

全く逆のベクトルを描きながら、実は此の二人は似たもの同士?と云う印象を見ている側に植え付ける。

腐敗した体制や習慣を真っ向から否定して、自分に科せられた職務に忠実に生きようとする二人の男・・・って、片方は完全に麻薬密売の大元だが(爆)。

此の二人描写を橋渡しする様に登場するのが、特別麻薬捜査官。

腐敗した社会の現状を象徴する、とも云える存在。

全く交わること無く、二人の主人公のドラマが同時進行した後に訪れる、腐敗を憎む二人の精神の同調が、残り三十本で爆発する。

その時、空×ジ・Oは初めて気が付いた・・・。

これって、麻薬捜査や犯人を捕まえる刑事ドラマとは全く違うタイプの映画だったと云うことに(爆)。

二時間、延々と二人の主人公を別々に描く中で見てきた自分たちが感じるフラストレーションを一気呵成に払拭し、勧善懲悪という形(違)で昂揚させる監督の手腕は物凄いセンス♪

これまた、観終わった後にガッツポーズをとりたくなる気分だが・・・。

「ショーシャンクの空に」ほどのカタルシスはない・・・。

ギャング映画として捉えれば「ゴッドファーザー」や「アンタッチャブル」には及ばない。

重いはずなのに、何処かしら軽い・・・と云うか、何処かでもう一歩の踏み込みが足りない気がする。

二時間半の長い映画・・・これ以上踏み込んで長くする訳にもいかなかったのだろうが・・・。

うん。

何が及ばなかったのか、今ひとつ良く分からない(爆)。

でも、劇場で観て損はない映画・・・かも。

その割に、ほぼ満席のレイトショー館内・・・結構、寝ている人が多かった。

原因はその辺りかも。

空×ジ・Oはもろに嵌りましたがw

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

↓の記事・・・ヴィバルディの四季「冬」あったぁ!

これも「冬」のうちw


↓季節的には、此方の方がマッチする気がするが・・・。

日本語の美しさを再認識した・・・けれど、難しい単語はサッパリな空×ジ・O・・・字幕がなかったら、全然意味が分からなかったりして(爆)。


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