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課題が見出される底辺

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ネタがないので最近観た映画w


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

知人に庵野秀明の奥さんと親しくしている人がいる。その人によると、夫婦共に精神状態の振幅の波が非常に激しいらしい、だからだろうか、TV版エヴァで物議を醸し出した最終二話は心理学の基礎を教科書通りに描いたものらしい。笑ってしまう程に基礎の基礎らしい。
勿論、空×ジ・Oには心理学などと云う小難しい学問はさっぱりだ。

何より、社会現象とまでエヴァを昇華させたTV版最終二話は、様々な謎、精神世界、宗教性などを絡めた高尚な物語でもなければ、人間の内面を哲学的に描いた作品でもない。エヴァが劇場作品になったときなど、TVで某キャスターがヲトナになるステップとして誰もが通る太宰治の世界をアニメで実践した・・・などと、したり顔でほざいていたが、ちゃんちゃら可笑しい。
勿論、伏線を張り過ぎ広がりきった世界観に対し、制作サイドが収拾がつけられなくなってしまった分けでもないと思う。
あれは単に、現場がスケジュール的に或いは予算的に最終話まで制作出来なかった故の苦肉の策に過ぎなかったのではなかっただろうか。

ロボットアニメには「鉄人28号」と「鉄腕アトム」と云う二つの流れがあった。
「鉄人28号」は「マジンガーZ」によってパターンが確立され「機動戦士ガンダム」によって世に認められた。

TV版エヴァはその王道を踏まえた作品だからこそ放送時にファンの心を捕らえ、その確立されたパターンを放送終盤に制作者が敢えて崩壊させる事で醸し出した不安や緊張感が、見ている者たちを惹き付けたのである。

だから、例の最終二話はファンに対する裏切り行為であるとも言える(小声)。だが、皮肉な事にあの最終二話が受け取った側からは過大評価され、"エヴァブーム"として社会現象にまでなってしまった。

・・・こうなると・・・オヂサンはとてもついて行けない。

が、そのブームの御陰でこうして新作を観る事が可能になった訳だから、それはそれで良かったのかも知れない。

今回の映画は、劇場版でのラストシーンから始まる。そして、それに続くTV版第1話の展開。
もしかして・・・これは、空×ジ・Oがゲームでよくやるリセットボタンをぽちっとな?ではなく、一回りした仕切り直しの世界。作品としては「火の鳥~未来編」のギミック!
それは、ラストで早々に登場したカヲルくんの台詞からも窺える。

何気にシンジくんやミサトさんが、ややまともな人間として描かれている。あのアクの強さが多少影を潜めているしw
ミサトさんの「ちょっち」が連発される辺りは、スクリーンに物を投げ込みたくなる衝動に駆られるが・・・。

クライマックスの未来警察ウラシマンに出てきた「クリスタルナイツ・ネクライム」の秘密兵器そっくりの使徒・ラミエルの変形は鳥肌物。ヤシマ作戦の部分は大幅に改変されている。これは、エヴァだけが闘っているのではなく、皆が共同して使徒に当たっていると云う印象を持たせる意味でも、上手い演出だと感心した。

新作劇場版・・・との話を聞いて、正直うんざりしていたが、観に行って正解。四部とも観に行こう♪と思ったが、監督曰く「エヴァを知らない人にこそ観て貰いたい」と言う言葉に関しては・・・TV版や旧劇場版を知らない人が見ても、はっきり言って全然分からないし、面白くないと思う。その意味では失敗作??

まだ、映画が完結していないので、何とも言えないけれど。

因みに、監督夫婦は奥さんの方が有名だったらしい。「さくらん」などを書いている漫画家さん。名前は知らなかったけれど、作品は幾つも知っていた。

この知人・・・「ピンポン」の作者とも家族ぐるみで親しく付き合っているし・・・。

「私は只の一主婦です」
と胸を張って言い放つが、エヴァに散りばめられた伏線よりこの知人の正体の方が自分にとっては大いなる謎だ。

キサラギ

自殺したアイドルの一周忌。其処に集まったファンによるオフ会イベントの一日を一室内で描いた秀作?

とは云え、最初は全く期待していなかった。

出てきたのがドランクドラゴンの片方と、カロゴンズのおまけの方・・・特にカロゴンズを劇場で観るのは苦手だ・・・。

交渉人の癖に「まだ犯人像が掴めないのか!」と叱られたり・・・それは、『ねごしえぇたぁ』の仕事ぢゃなく『ぷろふぁいらぁ』の仕事だろ!監督・脚本家・出演者スタッフ全員誰も突っ込まなかったのか(汗)。現場に急行するやいなやPCを開き『爆弾』と検索して犯人像を絞り込もうとするし・・・だから・・・それは、交渉人の仕事ぢゃないだろう!と云うか、爆弾と検索して犯人を割り出す神経って(汗)。
肝心の交渉自体、第一声が「何でも云う事聞くからやめて!」
・・・交渉人が交渉を最初から放棄している・・・。

この映画も、突っ込みどころ満載の大お馬鹿映画♪と期待してみていたら・・・。

脚本・・・凄い・・・無駄な物が一切無い。

コメディの割に個人的には全然、笑えなかったけれど。

ドランクドラゴンのトイレ往復は頬がピクピクなる程邪魔くさいし、スネークも最初の内はうざいだけ。でもカロゴンズはこの手の役回りの方が嵌り役かも。バラエティに出て笑っていても、何時も目だけは笑っていない不気味さが、意外と裏のある人間と云う役柄に合っている。

自殺ではなく他殺?から始まる謎解きは丁寧過ぎて次の展開が全部読めてしまう。
後ろで観ていた『あべつく』のおねいさんなど、次の展開を相手のヲトコに誇らしげに全て言い当てていたが・・・誰でも分かるって(爆)。この映画の次の展開。

でも、それが気にならない。

予想出来る次の展開が「こんな風なら面白くて笑えるのに」と思っている通りに進むのである。が、其処には必ず次の展開を用意し、徐々に映画は最初とは違った様相を見せてくる。

些細な台詞に重大な意味があり、全ての場面に意味がある。
脚本と云う意味でなら完全に観客は制作者の掌で心地良く転がされているような感じ。

最後には知らないうちに感動的な場面へと結びつき、ヲタク親父たちも実は良い奴らぢゃないか!素晴らしいヲトコたちぢゃないか!と感心させてくれる。警視正の息子が実は職場ではいぢめられっ子的なロッカーでのワンシーンは秀逸。

そして、エンディング・・・。

最後まで顔を見せなかったアイドルが歌って踊って姿を完全にさらす・・・。

これには賛否両論あるだろうが、空×ジ・Oは大いに肯定♪

やっぱり如月ミキは劇中で言われるとおりのC級アイドル、すんげぇ音痴!

カラオケでマイクを握れば熱狂のあまり灰皿やおしぼりが飛んでくる空×ジ・Oに言わせれば、わざとこうして歌っているとしか思えないが、アイドルソングとしてはノリも出来も相当に良いのが御愛嬌。

彼女の歌に合わせて踊っている登場人物たちも感動的なラストの直ぐ後で・・・こいつら矢っ張りキモオタオヤヂだ・・・揃いも揃って・・・とアピールするだけでも、エンディングを観る価値がある。

・・・でも、最後の最後・・・一年後のあのシーンだけは・・・絶対に要らなかったと思う(爆)。

場内では非常に受けていた登場人物たちのキャラ・・・自分は何故か・・・まだまだ甘いだろう。そんな事で笑えるか!ケッ!!

と思っていたのだが・・・よく考えたら・・・自分の参加するオフ会って・・・。

この映画よりも強烈に濃ゆいメンバーばかりだったからなのだろうか?

ゾディアック

空×ジ・Oは試写会とか行かない。行った事もないし行く気もない。
前売り券なども買わない。
何時も1800円払って映画を観に行く。
料金の中に糞映画の悪口を言ったり、ネタにして笑ったりする部分も含まれているから、と考えるからだ。

その意味で、上のキサラギで少し取り上げたカロゴンズのメンバーの映画などは最低の映画などと言いながら十分すぎる程に楽しませて貰って、或る意味感謝している(マテ)。

ハイ・・・ぢつは馬鹿映画・糞映画大好き人間ですw

だから、どんな映画でも一所懸命観る。根がせこいから元を取ろうと思って。

その空×ジ・Oが・・・疲れ手いたこともあるだろうが、同じ日に「きみにしか聞こえない」と「ダイハード」と三本ハシゴした影響もあるだろうが・・・。

上映中に二度程爆睡した・・・。

それが全てを物語っている。

後、「憑神」とか「包帯クラブ」とかも観たけれど。

機会があれば。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

海外でも評価されている日本のアニメ。

海外での評判は・・・。

海外から観た日本の泣けるアニメで「火垂るの墓」が一位だった・・・二位は・・・

鋼の錬金術師

なんでやねん!!!

泣ける映画だぞ!泣ける映画!!!

何なんだ、この一位と二位のギャップは・・・。

海外で好かれるアニメキャラ男性部門第一位・・・

 「エドワード・エルリック

だから!なんでやねん!!!

NARUTO」も作品・キャラ共に凄く評価が高いし・・・。

因みに海外で好かれるアニメキャラ女性部門は上で取り上げたエヴァの「綾波レイ」だった。

嫌いなキャラ部門は圧倒的に同じくエヴァの「碇シンジ」。

コメントが冴えている。

伝説のメソメソの愚痴野郎。
フレイ(ガンダムSEED)の3倍はごねる。(空×ジ・Oはファースト・ガンダム以外は知らんw)
頭からつま先までサイテー、単なる役立たずの腑抜け。
フツーのアニメコンベンションの野外ブースにシンジ、1ドルで一発殴れますっていうのがあったら、みんな紙幣を握りしめて並んじゃうだろうな。
「逃げちゃだめだ! 逃げちゃだめだ!!! 逃げちゃだめだ!!!! (I mustn't run away! I mustn't run away!!! I mustn't run away!!!! )」自殺しろ、BAKA。
メソメソ(whiney) と ウゼー(annoying)を定義するもの。
第壱話で撃たれてしまえば良かったのですが。

この言われよう・・・コメントだけ見ると碇シンジが他人の気がしないのは何故・・・(大汗)。

「世界の中心でアイを叫び」ながら「世界中で嫌われる中核キャラ」

現在エヴァは全米で放送中らしい・・・アンチシンジがこれまで以上に増え続けるのだろう。

やはり人間・・・前向きぢゃないと駄目なのか・・・。

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そのブーム

どのブーム? こちらにもそのブームがきているんでしょうか?
未だそのブームに気づいておりませぬ。。。
ロボットアニメ・・ロボコンは?

どのブーム

こんにちは、わさび様。

エヴァブームは10年くらい前の話ですがw

ロボコンと聞いて、赤いダルマさん体型のロボットよりロボットコンテストの映画を連想した空×ジ・Oはまだまだ若い証拠??
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空×ジ・O
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男性
職業:
おやぢ
趣味:
昼寝
自己紹介:
引き籠もりオヤヂです。

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御世話になっています♪『ちょび』助の頁だけは御世話してやってるんですが(爆)。
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