御宅趣味 2008/04/25 (Fri)

『夫がオタクで困ってます。

結婚する前までは、そんなそぶりも見せなかったのに、結婚してから気づきました。

くだらない人形を集めるんです。

よくわからないのですが、超合金ロボット？とかいうのです。

子供のころから集めていたらしく、段ボール４箱にいっぱいありました。

それを時々取り出してみては、ニヤニヤと眺めて気持ちわるくて、とうとう夫が仕事にいってる間に全部捨ててしまいました。

帰ってきた夫とそれでケンカになりました。

たかが人形でケンカするなんてまるで子供みたいです。

どうすれば夫を反省させれるでしょうか？

アドバイスお願いします 』

↑　とある、質問投稿サイトで話題になっていた記事。

質問を投げかけた奥さんに対して非難の集中砲火だが、幾ら何でもこれはネタぢゃない？

良く耳にする「釣り」とか云う投稿ではないかと思うのであるが。

それでも世の中広いから、本当にこんな奥さんが居るのかも知れない（爆）。

たとえ夫婦でも、勝手に捨てたら犯罪だろうに・・・。

（とは云え、子供の頃はお片付けを放棄した為に、よく親に集めていた玩具や漫画（今ではレアものが結構多い）を何時も捨てられていたが・・・）

しかも子供の頃からのコレクション。

単に物の価格と云う意味の価値だけではなく、自分の配偶者の思い出や時間まで捨ててしまったことになりそう。

空×ジ・Ｏは、流石に超合金は一つも持っていなかった。

世に出回りだした頃には年齢的にロボット（モビルスーツが出る前の時代）は卒業していた年だったし、何より超合金は子供の玩具としては高価すぎた。

今では、プレミアが付いてマニアの間で一体数万から数十万の値段で取引されているとか、段ボール４箱ならば一財産稼ぐ事が出来た筈なのに、この奥さんヲタク趣味に無理解故に惜しいことをしたな（爆）。

旦那さんは幾ら高値が付いても絶対に売ったりしなかったろうけれど。

ただ思うのは・・・奥さんを其処まで追い込んだ旦那さんにも責任の一端はないのだろうか？と、云う疑問。

文書を読んでいると、対等であるはずの夫婦間にありながら常に上からの視線で見下ろしているような印象を受けるので、別に奥さんが極限まで追い込まれていた分けでもなさそう・・・きっと、そう云う人なんだろうなぁ、元からｗ　と、云う印象は否めない。

で、物を捨てられない空×ジ・Ｏには、何か値打ち物はないだろうか?と考えてみた。

何もなかった（爆）。

それでも押し入れの奥に眠っていた記憶のあるロマンアルバムシリーズを検索してみたら・・・。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~n-books/page091.html

おお！

そこそこの値が付いているぢゃないか！

アレは確か、一冊５００円程度だったから昔も今もビンボ～人の空×ジ・Ｏでも揃えることが出来た♪

個人で売るとなったら、これの半分も値が付けば良い方だろうが、それでも確か･･･殆ど揃っていたはず・・・。

捨てていなかった筈・・・。

なのだが・・・。

押し入れを探しても、見付からなかった・・・。

そして、思い出した。

朝、起きたら、何故か脛が痛い。

痛烈な感触ではないが、鋭い物が足に当たっているようである。

よく見たら、『ちょび』助の奴がアニメ版「どろろ」（あれ？ロマンアルバムに入っていない･･･これは何のシリーズだったのだろう？）を押し入れから引き摺り出しでズタズタにし、オマケについていたセル画の欠片が足に刺さっていた。

同じように、朝目を覚ましたら、妙に顔がこわばる。

鏡を覗いたら、顔一面にロマンアルバム「ガンバの冒険」に付いていたシールが付いていた。

勿論、犯人は押し入れから「ガンバの冒険」を拉致してバラバラにした『ちょび』助。

そう云えば、以前に此処だったか旧頁、或いは『ちょび』助の頁にアップした原形を留めない故・坂口尚の漫画「ウルフガイ」も今では入手不可能で、ネット上でお金をとって公開しているサイトなどはあったが・・・。

おんのれぇ！！　『ちょび』助！！！

お前、疫病神決定！

当然、手元に残っていたとしても、それを売ったり手放したりする気は更々なかったでしょうがｗ