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課題が見出される底辺

言いたい放題! 遣りたい放題! 上を見上げりゃきりがない、下を見たなら後がない。

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毎週金曜日は、一昨年の7月頃から夜遅めの仕事が入っています。

しかも、遠いところまで。

地下鉄を二度乗り換えて、その後は私鉄のバスに乗り、バス停から急傾斜の丘の上までえっちらおっちらと、短い足で歩いて行くのですが。

帰りは22時07分の最終バスに乗って20分程の地下鉄の駅側まで行き、そこから二度の乗り換えを経て(以下略)。

時間の許す限り、ギリギリまで仕事をするのですが、このバスに乗り遅れた日には・・・

多分、歩いて目的の地下鉄駅まで辿り着いても、絶対に最終列車に間に合わない(爆)。

バス停は交差点近くにあるのですが、向かってくるバスはバス停よりずっと東にある交差点を左折し、長い一本道を緩やかな傾斜を下りながら向かってきます。

以前。

「おっ!来た来た」

と、此方に進んでくるバスに視線を向けると。

暗い夜道の中で、バスの大きなフロントガラスから煌々と灯りが漏れ、前の方の席で年配のご婦人。と、云うか完璧にお婆さん。が、うたた寝しているような姿が照明の中で、くっきりと浮かび上がっていました。

別に気にもとめず、停車したバスに乗り込み、車内を見渡すと・・・

誰も乗っていません。

乗客は自分一人。

完全な住宅地で、ほぼ同時刻に同じ向かい側のバス停に停車するバスからは、大勢の人が降りてきたりするのは頻繁に目にしていますが、街中へ向かう最終バスですがら乗客が自分一人だけ。などという事柄はまたにあるので、珍しい事ではないのですが。

あで?

人。

乗ってなかったっけ??

と、訝しく思いながらも。

まぁ、目の錯覚だろう。

と、その時は遣り過ごしたのですが。

先月の事です。

随分と寒くなってきたな。

などと思いながら、貰ったお菓子を頬張りながら、いつものようにバスを待っていました。

はい。

この仕事は、ほぼボランティアです。

貰える料金より、往復の交通費の方が高くつきます。

困っている時はお互い様。と、云う母親の仕事ぶりを受け継いでしまっています。

その所為で、却って相手に気を遣わせ、行く度に手作りのおかずや、好物のお菓子などを貰っているのが現状です。

そこで相手に負担をかけるところが、親身になって相手を思い遣っていた母親と、親切の押し売りをして自分でいい気になっている空×ジ・Oとの違いかもしれませんが(爆)。

で、その日もお土産に貰ったお菓子を「小腹が減った」などと、バス停で食しながら待っていたら。

バスがやってきました。

眩いばかりのフロントガラスの中に。

以前に見かけたお婆さんそっくりの姿が浮かび上がっています。

顔を上方に向けて、その日も眠っているようでした。

が、近づくにつれ目を見開いている事がわかります。

視線・・・あっちゃったよ・・・

それまで、キヲクの中に全く留まっていなかった、目の錯覚が瞬時に脳内で蘇ります。

口に含んだクッキー、危うく吹き出すところでした。

気を取り直して。

バスに乗車して、乗車口脇の席に座り。

前方の席に目を向ければ。

姿は確認出来ないものの。確かに、誰かいる気配がします。

たまに、頭の先っちょが背もたれの上に見え隠れするやうな・・・気もします。

何だ、居るんぢゃん。お婆さん。

と、そのままバスに乗っていました。

まぁ、その時は、自分の直ぐ後ろに女性。ずっと後方の席にも女性(どちらも若い人)が乗っていたので、いつものバスに姿を似せた怪しげな乗り物・・・疑惑も払拭出来ていましたし(byゲゲゲの○太郎)w

そして、途中のバス停で一人の男性(オヂサン)もバスに乗ってきました。

これも、あまり乗降客の居ないこの最終バスにしては、珍しいと云えば珍しいのですが、それまでになかった事でもありません。

が。

乗り込んできたその男性。

事もあろうか、お婆さんの座っている筈の、一番前の席に腰掛けました。

何の躊躇いも、躊躇もないままに。

あで!?

お婆さんは???

ん????????

居ません。

ちょっと・・・気味が悪い。

けれど、運転手さんも他の乗客も何事もなかったようにしています。

またしても、目の錯覚?

終点である地下鉄最寄り駅まで何事もなく無事に到着しているので、騒ぎ立てたりする事もないのですが。

なぁ~んか、引っかかる。

その日以降。

二度までならば、自分の気の所為。

三度同じ事があったら、ちょっと拙いかも?なぁ~んて思いながら。

金曜日の最終バスに乗る時は、目を皿のようにして。

お婆さん。乗っていないかな?

などと、一本道を進んでくるバスを凝視しているのですが。

それで分かった事は。

この私鉄のバス。

幾ら必死になって見詰めても。

進んでくるバスのフロントガラスからは、例え最前列に座っていても、乗客の姿は確認する事が出来ない。と、云う事実。

だとすると。

あのお婆さんは、一体何者だったのだろう?

その時刻にバス停に来る人?

それとも、そのバスにずっと乗り続けている人?

どちらにしても、もう遭いたくはないけれど。

それでも、バスが向かってくる度に。

ついつい、お婆さんの姿を確認してしまう。

そんな自分が・・・

なんか、嫌だなぁ(爆)。


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やだー

すごく怖い…
久しぶりに覗いたら怖い話

でも、見てみたい気がする
Re:やだー
こんにちは、サホ様。
そんなに怖いですかw
自分はあまり怖い思いはしていないのですがw
お婆さんに逢いたいとは思いませんが、バスがくる度についつい確認してしまいます。

まあ血筋だな

オイラがボランティアで美容学校の生徒必死に教えてるのも同じか。
この2年仕事後半なげうって生徒に付きっ切りでも交通費も出なかったからな。
今回は交通費くらい出そうだだがこれで出なかったら赤字になってまでやる必要はないと考えてるわ。
1月1日お邪魔するで。
Re:まあ血筋だな
こんにちは、sakae様。
血筋かも?
でもsakae様や三男坊はあまり母親似ではないやうな気が。
完全にキャラが父親の家系譲りな(ゴニョゴニョ)。
Profile
HN:
空×ジ・O
性別:
男性
職業:
おやぢ
趣味:
昼寝
自己紹介:
引き籠もりオヤヂです。

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