そして・・・再び、オシッコ！！！ 2007/11/24 (Sat)

何もせぬまま、紅葉も木曽川沿いの公園も諦めて、一路家路を辿る空×ジ・Ｏ。

時刻は二時半過ぎ。

このまま帰ったのでは、幾ら何でも少し悔しい。

恒例となった、近くのお城を覗いてみることにした。

が、今日は此処も混んでいる。

初めて地下駐車場に案内された。

しかも、空いているスペースが無く、ほぼ一周させられる羽目に・・・。

車の出口からは一番遠いが、地上へ出るエレベーターや階段は直ぐ側にあったｗ

で、地上に上りトイレにｗ

エンジンの揺れが何気に心地良く尿意を誘うのだろうか。

駐車場も混んでいたが、トイレも混んでいた。

否、混んでいたのではない、確かに何人か並んで居るが、中央で便器に向かい佇んでいるおじいちゃん。

片手を壁に当て、頭まで壁にくっつけてずっと立っている。

酔っ払いか？

空×ジ・Ｏ的にトイレの壁に頭を押し付けるようになったら、酔っ払いとしても末期的・極限症状だぞ（爆）。

などと思ってみていたが、如何にも様子が違う。

両脇の便器にいるおじいちゃんが二人して「頑張れ」とか「大変だな」などと中央のおじいちゃんを励ましている。

気分でも悪いのか？？

なら、係員なり救急車でも・・・。

右隣のおじいちゃんが同情して言う。

「そんなに大きくなっているのか、前立腺」

何だ！　前立腺肥大かよ！！

と云うか、トイレは混んでいる訳ではない。

この三人のおじいちゃんが大幅に渋滞させているに過ぎない。

両脇の爺さん・・・自分たちの用件が済んだら、とっとと場所を空けろよ（爆）。

このお城や駐車場は彼方此方に公衆トイレが設置してある。

他に行った方が早く済んだ・・・。

勿論、先程のような地獄図を展開したのなら、空×ジ・Ｏとしても『大事な用件』を済ます方の個室へ飛び込むが、事態は其処まで深刻化していない。

でも、待たされていると何故に尿意は激しくなるのだろう。

漸く済んだのか、おじいちゃん三人衆は手洗い場へと移動した。

空×ジ・Ｏもほっと一息。

祝日の気安さよりも、紅葉よりも、出したい時に出すことの幸せや、我慢した後の開放感を十分に味わった不思議な一日だった。

もう、二度と体験したいとは思わないけど。

好きで何度も経験したいとも思わないけど。

空×ジ・Ｏが用を済ませて手洗い場に向かう時、前立腺肥大のおじいちゃんと擦れ違った。

身体をくの字に曲げ、観光バスの方へととぼとぼと歩いていく。

恐らくは老人会か何かの団体客の一人だったのだろう。

そして、何故か股間部分には濡れたようなシミが・・・。

手を洗う時に撥ねた水か掛かったのか・・・それとも、後になって残尿がチョロチョロと出てきたのか・・・。

もしかしたら、自分の数十年後の姿なのかも知れないと思うと・・・少し落ち込む。

空×ジ・Ｏはヘビースモーカーだし、不摂生な生活しているから、彼処まで長生きしないだろうけど。

でも、空×ジ・Ｏの手相を見た人は一様に「生命線！長！！」と口を揃えて言う。

お城は・・・天守閣には入らなかった。

お城の写真も・・・全然撮らなかった（爆）。

















お馴染みになったニャンコ先生。

元気に肥満化中。

もう一匹、猫が居たけれど、此方は人が近付くと逃げて行ってしまう。

ニャンコ先生は、人が居ても飽くまでマイペースで日向ぼっこをしたり、差し出す観光客の手でウザそうに撫でられたりしている。

いや・・・大勢の観光客に囲まれて、シャッターを切られながら、我関せずと言った風情で地面に寝ころんだり欠伸したり・・・良い味を出している（爆）。