大須徘徊 2010/10/20 (Wed)

大駱駝艦の金粉ショーの続き。

と、云うか。

結局、午後からも見に行った空×ジ・O。

早めに会場になっているお寺に入った筈なのに、既に境内は溢れんばかりの人・人・人。

いったい、何時から陣取りをしているのだろう（汗）。

最前列には高価そうな一眼レフを構えたオッサン＆ニーチャン。

気合入りすぎ（爆）。

（二度も見に行くオマイが言うな。の世界ですが）

折角のお祭りなんだから、もっと祭り自体を楽しめば良いのに。

きっと他のパフォーマーには目もくれず、これだけの為に足を運んでいるのだろう。

何処を回って、誰を見に行こうか♪

などと考えていた空×ジ・Oが彼らに太刀打ちできる筈もない。

毎年、同じ事思っているのだがｗ

で。

ず～～～っと、待っている間。

直ぐ隣に、初めてこのお祭りを見に来たオヂサンが、知人に金粉ショーだけは見ておけと薦められたが、他には何が良いか？と、側にいるボランティアのお兄ちゃんに聞いてました。

お兄ちゃん、懇切丁寧に延々と説明していたが。

よく考えたら、他のお祭りに比べてボランティアの数も多いし、どの人も対応が凄く親切だ。

同日に大規模に開催されている、お上主催の何とか祭り（ヲイ！！）と違って、本当にこう云う事が好きな人たちが手作りで運営している感じ。

因みに、開演前に境内は鮨詰め状態。

結構、早い段階で入場制限がなされて、それ以降見に来た人たちは踵を返していました。

とは云え、大駱駝艦入場とともにカメラを構えながらワラワラと一緒に入ってきた人たちに対しては制止する術もなく、ダンサーたちが入場する為に確保しておいた通路部分にまで人が溢れかえります。

それでも、係りの人たちがなんとか、ずっと座って待っていた人たちの邪魔になって見難くなるような位置まで押し寄せる直前で人の流れを止めていました。



見ている間、直ぐ前に居たオバアチャン二人組の会話。

「こんな大勢の前で金粉で踊るなんて、女の人は一体どんな感じかと思ったら、綺麗な若い子で吃驚」

「本当ねぇ。もっとすれた今時の子かと思ったら」

などと、オバアチャンたちは自分たちが『元』女性であることを棚に上げて、オッサンたちのような金粉女性の品定めをしていました。

まぁ、男性のほうは……

描いてあるイラストで見分けをつけない限り、誰が誰やらサッパリですし（爆）。

ちょうど、写真で並んでいる二番目の子が良いとか、三番目の子が良いとか……

完全にオッサン化したオバアチャンたち。

一番先頭の子は最初と最後の立ち位置が空×ジ・Oたちの前だったんだから……褒めてあげてｗ

どうも、髪の色がオバアチャンたちには気に入らなかった様子。

今時、こんな事を気にするオバアチャンたちがまだ居たのか！

金粉男女より珍しいかも？？

流石に、んな訳はないか。

因みに、オバアチャンたちはしっかり白髪を染めていた。根元は白かったし。

意味が全然違う気がしないでもないが。



男性ダンサーたちが踊っている間も、カメラオヤヂさんたちのレンズはこちらばかり向いている。

ああ。空×ジ・Oもそうだよｗ



メインの二人？による踊り。



滑り止めに敷いてあるのであろう敷物の色が身体に映えている辺り、金ピカ具合が良く分かる。



この直後、オニイサンが背筋を伸ばしたらオネイサンは頭から御影石かコンクリの上に落下。

ほぼ、垂直落下式のバックドロップ状態でした。



直ぐに起き上がって再度挑戦。



そのまま踊り続けて。



この表情。

ホント、命がけだね。

この人たち。

反射神経の良さと練習でもこんなことがあるのだろうから、普段の努力の賜物なのだろうが……

流血はしなかったものの、絶対にこぶくらい出来ていそうな（汗）。



松明登場。



魔法の箒は大炎上。

って、昨年も使ったネタだった（汗）。

この辺りで、後ろからボランティアの若い女性の叫び声が聞こえてきた。

「危険ですから降りてください！」

と、何度も聞こえてくる。

どうやら、会場に入りきれなかった人たちが塀の上から撮影をしている模様。

幾ら、注意してもなかなか塀から降りない。

暫くして諦めて降りた様子だが。

必死だな……オッサンたち。

（今日のオマイが言うな！の台詞ｗ）



金粉ヲトコが火を噴いて。



踊りながら火を噴いて。



一同ポーズ。



お寺の境内に、この金粉ヲトコのシチュエーション。

何だか、漫画のガンツを連想してしまう。

あの頃がピークだったなぁｗ



一同礼。

別に、奇面組の主人公を指して言っている訳ではない。

終わると当時にオネイサンたちに殺到する、カメラオヤヂたち。

その勢いに、空×ジ・Oは一歩も動かないうちから薙ぎ倒されそうになりました。

入り乱れる人の波の中から、ボランティアの人が投げ線箱を抱えているのを見つけてお金を入れ。

嗚呼。

タバコだ！タバコ！！

煙草吸いてぇ（爆）。

えっ！？

値上げを機に禁煙！？

誰か、そんな事言いましたっけ（ヲイ）！！

確か、お寺を出で向かい側に昨年は灰皿が設置してあった筈。

と、急ぐ必要もないのに急いで「タバコ♪煙草♪」と門を出たら、金粉のオニイチャンが一人手持ち無沙汰な様子でポツ～ンとウロウロしていました。

結局、今年は灰皿が置いてなく、諦めて次のファイヤーショーを見る為に境内に戻ろうとした時にはオニイチャンたちにの周囲にも何人か集まって記念撮影をしていたので、タイミングの問題だったのでしょうが。

今年も灰皿が置いてあると思い込んでいた場所への最短距離を辿ろうと、オニイチャンの後ろをすり抜け様とした空×ジ・Oと一人ぽつんと投げ銭入れを抱えて一歩下がったオニイチャンが軽く接触。

お互いに「あっ。すいません」と声を掛け合って、そのまま分かれたのですが。

それを見ていた人が「うわぁ。凄く付いている」と声を上げていました。

なんのこっちゃ！？

と、思ったら。

本当に軽ぅ～く接触しただけで、しっかりとブルゾンの上腕部部分にはオニイチャンの金粉がベッタリ。

どれだけ、厚塗りをしているのかと（爆）。

因みに、次のファイヤーショーが始まるまで、落ちていたガイドブックでかなり落とした筈なのに、先ほど金粉の付いたブルゾンに指で軽く触れてみたら、まだ薄っすらと金粉が指に先に！

一体、どんな塗料を塗っているのだろう。

何度も、服に付いたら大変だから。と注意を繰り返していたが、本当に落ちないどころか、乾きもしない。

折角だから、記念にとっておこうと思ったが……他の服に付いたら厄介だ。

どうせ、来週には引っ越すのだし衣類も相当数捨てなければ、新しい住まいには収まり切らないのだから、まぁ良いか♪

でも、これがオネイサンの金粉が付いたものだったら別の選択肢が……ないな。

人波に押されたオネイサンが転びかけて、それを空×ジ・Oが受け止めて胸元……と云うよりは背中辺りに金粉で身体のラインがくっきりと残った……

な～んて、なったら保存しておくかも（マテ）。

って。

思い付きで書いていて、何年か前に地下街の階段を降りてきて躓いて転びかけた見知らぬ若い女性を、貧弱な空×ジ・Oが抱きとめて。

お礼を言われて。

感謝されて。

そのまま別れて。

しっかり化粧してあった、その女性の顔の痕が付いていることも気付かず、胸元と云うか肩口に心霊現象のような顔拓をつけてにゃ～ごや駅やら、駅前の地下街を散々徘徊し、帰宅直前に近所の喫茶店に寄ってアルバイトの女の子に指摘されるまで平然としていた恥ずかしいキヲクが蘇ってしまった（爆）。

別に社会不適応者にして駄目ダメ人間の空×ジ・Oの場合、生きていること自体が恥ずかしいから、その程度の事はなんて云う事もないんですがね♪

で。

お祭りネタはまだまだ続きます。

ネタもないしｗ
 
☆　☆　☆　追記　☆　☆　☆

そうそう♪

日曜日の夜に引越しの為に、母親の箪笥を整理していたら……

弟たち（我が家の次男坊と三男坊）の中高時代から美容学校時代にかけての成績表、通知表が出てきた。

特に弟の高校時代ときたら……

病気の父親の看病をしながら、仕事をしていた母親が……毎週土曜日には弟の事で学校に呼び出されていた。

本当に毎週土曜日に学校に通っていたので、遂には回数券を買う始末。

もう。

土曜日は弟の為に呼び出されて謝ってくる日、決定！みたいな。

そんな頃の成績表。

興味があるところだが、武士の情けだ。

今日昼過ぎに三男坊がひょっこりと顔を見せたので、中を見ないままに全部渡しておいた。

う～ん。

学生時代、あれだけ人に迷惑かけるのが生き様のような弟たちが普通の社会人をしているのに、何の問題も起こさなかった模範的空×ジ・Oが……

なんと皮肉な（汗）。

小心度合い、小市民数値なら今も昔もやつらに負けないのになぁ。

はい！そこ！！

物を投げないようにｗ