猫一家 2007/06/16 (Sat)

吾輩は『ちょび』助である。

犬も嫌いだが、猫も大っ嫌いな『ちょび』助である。

今日は、携帯電話騒動を自分の頁で取り上げてしまったので、自称・飼い主の頁で近所の猫の話をｗ

一日に何度も自分の所ばかり更新すると、吾輩が暇を持て余した自堕落・飼い主同様に遊んでばかりいると誤解を受ける虞がある。

だから、場所を変えて此方に乱入したのである。

自称・飼い主はグズグズ・ダラダラと毎日を無為に食い潰しているが、吾輩はこう見えても大変なのである。

日中、二階には吾輩と『まこ』オバサンしか居ない。

一家の長たる吾輩は、絶えず周囲に気を配り、怪しい足音が聞こえたりしたら吠えないといけないのである。

自称・飼い主の野郎は・・・吠えると何時も「このバカ犬」と言って怒ってくるが・・・。

これは・・・あれか？

危険を知らせたり、誰かが我が家へ進入したりするのを知らせるのに、声が小さいからと自称・飼い主は腹を立てているのか？

奴が遠い場所にいても、ちゃんと聞こえるようにしっかり吠えろ。と、言う事か。

だったら、今度からはもっとしっかりと吠えてやらないといけない。

勿論、一日の大半は寝て過ごしている。

寝る子は育つ。

吾輩にとっては、寝ることも非常に重要な日課なのである。

それに、夜は家を守る為に起きていなければならないし・・・自称・飼い主に悪戯する為にも。

で、その自称・飼い主であるが、昨夜、食事に出掛けたとき、二匹の親猫と三匹の子猫が駐車場で走り回っているのを見かけたらしい。

見覚えのない猫だったらしく、どこかから流れてきたのだろう。

猫も一家で引っ越しをするのだろうか。

しかも、猫たちが屯しているのは吾輩の散歩のコース上である。

食事を済ませて、デジカメを手にまた出掛けた物好きな自称・飼い主。

それでもちゃんと、猫たちを写真に収めて帰ってきた。

ずっと、其処にいると云うことは・・・一家で駐車場近辺を新しい住処にするつもりなのだろうか・・・猫一家・・・。

冗談ではない！

あの駐車場は比較的我が家の玄関から近く、何かあった時に速攻で逃げ帰ることの可能な、数少ない吾輩が安心して散歩出来る駐車場である。

例えば、野良猫に出くわしたり、カラスの鳴き声に吃驚したり、雀に脅されて怖い思いをした時などに逃げ帰ることの出来る、散歩コース唯一の瞬時に尻尾を丸めて遁走可能なスペースなのである。

其処に猫が一家で住み着いたら・・・吾輩・・・本当に玄関から一歩も外に出られないゾ・・・。

恐る恐る、朝の散歩に行ってみた。

「今日はきっと猫が沢山居るぞ。如何する『ちょび』助」

などと、出掛ける時から自称・飼い主は意地の悪いことを言ってプレッシャーをかけてくる。

だが、自称・飼い主の言っていた場所に、猫は影も形も見えなかった。

一体、何処へ行ったのだろう？

そうそう、行く当てがあるとは思えないが。

一家での行動だし。

ちょっと、猫たちに同情したが・・・吾輩としては、これで安心して散歩が出来るのでほっそとしている一面もある。

他の駐車場にワラワラワラと数多くの猫たちが居るから・・・この近所は・・・。

安心して帰宅したら、自称・飼い主の奴は玄関脇の花に悪戯している吾輩の姿を、携帯電話で無断で撮りやがった。

が、何故か撮った写真は全部ピンボケ状態である。

携帯騒動があって、朝一番で謂われなき冤罪を押しつけられた吾輩・・・またしても、自称・飼い主の奴に言いがかりを付けられた。

写真が綺麗に取れないのはオマイの腕が悪いんだろうに・・・自称・飼い主の奴め！