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最近、涼を求めてちょっぴり怖い体験をしたお話などをブログにアップしていらっしゃる方々を見かけますがw
根っからの小心者たるから空×ジ・Oは、そう云った不可思議な体験ってほとんどないのです。
この年になるまで。
勿論、そんな体験したくもないですが(爆)。
写真を撮ると変な物がワラワラと写っているらしいのですが、根がちょっとばかり鈍感な空×ジ・Oにはさっぱり分かりません。
だから、若い頃に夏休みなどを利用して、仲間内で旅行などに出掛けた時に始まる恒例の「怖い話ごっこ」など本当に苦手でした。
聞くのも駄目なら、話すのはもっと苦手。
苦手ながらも、ネタもないことですし、空×ジ・Oが大学生の頃によく聴いた話を専門学校の修学旅行で話したら、一世代下の同級生が妙に怖がったので、その話でも。
何処が怖いのか。未だに空×ジ・Oはよく分かりませんが。
学生時代に、家の田舎で妙に流行った話なので、一種都市伝説っぽい話ですが、御存知の人も多いかも。
さう云えば、口裂け女とかジャンピングババァ(ターボ婆ちゃんの原型?)も学生時代に比較的近場が発祥地となって、降って湧いたように出現した都市伝説ですね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
当時、空×ジ・Oの通っていた大学は、交通の便が非常に悪い山の上を切り開いて建てられていました。
元々、街中にあったキャンパスが、自分たちが入学する2~3数年前(多分)に移転したのですが、今と違って当時は周囲に何もなく、地下鉄の駅から大学の裏門まで直通のバスが唯一の交通手段です。
当然、あまりオツムが良くなく、勉強が大嫌いだった空×ジ・Oが合格する大学ですから、偏差値はあまり高くありません。
ですが、一応大規模な総合大学と云う事で、他の有名大学の入試に失敗したり、高校の成績があまり良くなかった、地元の比較的裕福な家庭のボンボンたちの受け皿的な学校でした。
そう云う人たちに染まらないようにとの配慮からか、歯学部だけは独立させて街中の旧校舎を使っていましたが(違)。
ビンボー学生だった空×ジ・Oはバスで裏門まで行って、それから傾斜の激しい山道をテクテクと登って通っていたのですが、ほとんどの学生は自動車で通学していました。
帰宅時、友人に地下鉄駅まで送って貰う時など、何千台も止めることが出来るだだっ広い駐車場には学生が乗るには不相応な車がずらりと並んでいます。
新車発表会などがあった翌日には、広い駐車場を探せば必ず何台か同じ車種が見つかる有様です。
そんな新車に乗っていた学生が一人、深夜に猛スピードで疾走していました。
彼が走っていた田舎の抜け道は平坦で見晴らしも良く、片側一車線ながらもしっかりと舗装されており、極々たまに信号があるくらいで、視界を過ぎるものは通り過ぎていく電柱くらいなもの、その後ろに続くのは一面畑ばかり。ついついスピードを出しすぎてしまいます。
漸く手に入れた新車が嬉しかったのか、それとも助手席に乗っている彼女に良いところを見せたかったのか、それは分かりません。
学生は普段以上にアクセルを強く踏み込み、速度を上げていきました。
通り過ぎる単調な景色、耳に届くのはラジオと、全開にしたウィンドウからの風の音、そして彼女の声。
当時、流行っていた二人の大好きな曲がラジオから流れ始めると、ついつい二人は会話に夢中になっていました。
そして、道は緩く曲線を描き始めます。。
何の問題もない、至極緩やかなカーブに差し掛かっただけなのですが、スピードの出し過ぎと会話に夢中になっていた事から、自動車は反対車線に大きくはみ出してしまいました。
その時、間の悪い事に、眩いばかりのライトが二人の目を差しました。
それまで、ほんの数台しか擦れ違う車とてなかったのに、向こう側から対向車がやってきたのです。
咄嗟に男性はブレーキを踏みながら、左にハンドルを切って車を元の車線に戻そうとしました。
対向車との接触は回避して擦れ違う事が出来たのですが、彼らの乗った車はバランスを崩して、側にある電柱へと正面から突っ込んでいきます。
男性はブレーキを踏んでいた右足に力を込め、今度は右にハンドルを切りました。
鈍い衝突音が振動となって車内に伝わってきましたが、彼らの乗った車は電柱を避けて路側に無事停止します。
一瞬、ハンドルに顔を伏せていた男性がゆっくりと頭を擡げると、新車の前面には何の異常もありません、フェンダーミラーもそのままです。
安心した男性が「ゴメン、ゴメン。今、危なかったね。大丈夫だった?」と、隣に座っている彼女に顔を向けたら……
隣に座っている女性には、首から上がありませんでした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
て、あんまり怖くない(爆)。
シートベルトは忘れずに!な~んて云うCMにこんなの使ったら……大顰蹙ものかも。
当時はシートベルトの着用は煩くなかったし。法令で義務化もされてなかったし。
この手の話よりは、今日、目に留めた「111歳の長寿男性がが実は30年前に死亡してミイラになっていた」の方が、よほどホラーだ。
下手な小説や映画より、30年間もミイラと暮らしていた。と、云う事実に言っちゃ悪いけれど狂気を感じてしまう。
こちらの方がよほど背筋がゾッとして、涼しくなる気分。
と、云うか。
このニュースの見出しを見た時、一瞬「何処の国だ!」と思ったら……日本、しかも、都内の事だった。
年金詐欺で捜査されるそうだが……
この手の便乗犯が続々と出てきたりして。
よし!
空×ジ・Oも宝くじを当てて、老人ホームでも経営しようか♪
比較的安価に入所出来て、年金で身寄りのないお年寄りたちの面倒を見るような老人ホーム。
そして、一旦入所したお年よりは戸籍上永遠に亡くなる事のない老人ホーム(コラ!コラ!コラ!)。
こちらの方が、よほどホラーっぽい。
でも、日本にいる100歳以上の高齢者のかなりの数の人たちが連絡が取れないと以前、耳にしたことがあるのだが……大丈夫だろうか?
しっかり調べたら、日本の平均寿命が大幅に短縮されたりして(汗)。
社保庁のアバウトな年金管理ぶりがキヲクに生々しい事だし。
もしかしたら、今、問題になっている引き籠りやニートが全国で70万人以上いると云うニュースもこんなものなのかも。
TVなどで取り上げられている、衝撃的な引き籠り生活をしている人たちが、そんなに沢山いるとは思えないし。
あ。
此処に引き籠りが、一人居るけれど。
空×ジ・Oが……(汗・汗・大汗)。
駄目じゃん。
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うーんと?
(・_・)え?
えーっと?
全開にしていた窓から頭、出しちゃったんじゃ(汗)。
あまり深く追求したり、理論的に考えないで下せぇw
それって・・・
天井の無い車は、オープンカー??
p(;_;?)q ワカンナイヨォ
窓から手や頭は出さずに、シートベルトは締めましょう♪
と、云う教訓話(大間違)、だと思うので、車の種類までは分かりませんw
そうか……
ここは、理詰めでくる訪問者が多いから、この手のものは空×ジ・Oが火傷するだけだなw