風神雷神 2010/02/17 (Wed)

いぁ。

タイトルに困っていて、よ～く考えたら。

昨日の風神雷神図屏風。

風神雷神で四文字でいけたのでは？と激しく後悔したから（爆）。



　　　　　　　　　　
　　　　　
↑　これが、原画となった国宝・俵屋宗達の「風神雷神図屏風」

俵屋宗達が晩年に描いたとされるもの。

後に琳派の絵師をはじめとして、多くの画家によって作られた模作や模写された原画となるもの。

国宝らしい。



　　　　　　　　　　

↑　こちらは、尾形光琳の「風神雷神図屏風」

重要文化財らしい。

二つ見比べると違いが分かるが、絵画なんぞさっぱりの空×ジ・Oは片方だけ見せられたら、自慢ではないが違いなどサッパリ分からない♪

唯一の違いは、風神が持っている袋の一部がハゲている事くらい。

ここでも、キーワードになるのはハゲ！か……

歌川国芳のニャンコが集まってひらがなになっている絵、見てみたいw

彼のニャンコ絵で知っているのは、東海道五十三次を猫の仕草で描いた物くらい。

最後の京都が捕まったネズミの悲鳴にかけて「ぎゃう」なんて……全編駄洒落……







広重や北斎に比べて、最近まであまり知名度が高くなかったのも、最近のバラエティ芸人、しかも使い捨て芸人レベルのような事をしていたから……（以下自粛）……



でも、この「みかけハこハゐが　とんだいゝ人だ」なんて、凄く粋で深いと思うのだがｗ

大ぜいの人が　よつて　たかつて　とふと　いゝ人をこしらへた　とかく人のことハ　人にしてもらハねバ　いゝ人にはならぬ

この手の絵画と云えば、真っ先に思い浮かぶのがアンチボルド。



生きた時代も、手法も、全く違うこの二人。

歌川国芳がアンチボルドの存在を知っていたとは到底思えないのだけれど、妙に符合するこの二枚の絵画。

こうしてみると、ニンゲンって面白いｗ

勿論、空×ジ・Oは絵画なんぞサッパリ分からないし、難しそうな絵を見ていると文章読んだりするとき同様に偏頭痛が起きてくるから、あまり近付かないようにしているけれど（爆）。