魍魎跋扈 2009/01/30 (Fri)

いやはや何とも・・・

噂には聞いていましたが、近頃は物乞いをする人も営業努力をして各家に押しかけるらしいです。

まさかそれが我が家にまで来るとは思いもしませんでした。

今日の昼過ぎ、自動ドアが開いて、お客さんかな？と、思って出てみたら、其処に居たのは見るからにボロボロの服を身に纏ったホーム○ス風のオジサン。

空×ジ・Ｏを見てニコニコと笑っています。

なんだぁ？

と、此方が唖然としていたら。

オジサンは大声で「こんにちは！」とか言ってきます。

「はい、こんにちは」

「ヒッチハイクで旅をしています！カンパ御願いします！！」

これまたデカイ声でオジサンは叫んでいます。

嘘つけ！！

見るからにヒッチハイクぢゃないだろう・・・オッサン・・・幾ら何でも汚すぎ！！

ホーム○スでも今時はもっとこざっぱりしている。

「カンパするようなお金。ない」

「金額は構いません。少しで結構ですから御願いしま～す！」

「悪いけれどないから。帰って下さい」

「それは残念です。また今度宜しく御願いしま～す」

オジサンはまたしても大声で出ていったのですが・・・いぁ、もう二度と来なくて良いから（爆）。

そのまま仕事場の扉を閉め、奥の部屋に入ってＰＣを弄っていたら（仕事しろ！仕事！！）・・・

プ～ンと漂う、筆舌にし難い異様なカホリが周囲に蔓延しています。

あのオヤヂ・・・出ていったと思ったら、まだ居るのか？

と、そのカホリに引き寄せられるように玄関まで足を運んだら、オジサンの姿はありません。

向かいの家から、オヤヂの元気な声が響いてきます。

今度は、向かいの家の奥さん相手に営業活動を展開している模様（爆）。

普通、女性だったらああ云うオヤヂの営業活動に凄くプレッシャーがかかるのでは？と、思うのだが・・・

向かいのオバサンはなかなかに豪傑、オジサンに負けないくらいの声で応酬してとっとと追い出してしまいました。

で。

暫くは我が家の中に異臭が漂う始末。

お客は来ないが、セールスマンやセールス電話には日になんども襲撃される話が店舗。

好い加減、ウンザリしている処にとどめの一発を食らった（爆）。

そして、先程。

降り始めた冷たい雨の中、自動ドアの会社から点検に来ました。

この手の点検は、純粋にアフターサービスとか顧客の御機嫌伺いではなく、新しい契約更新と云う要らないオマケが付きものです。

案の定。

「点検です。少し油を差した方が良いですね。直ぐに終わりますから」

と、雨の中車まで戻って油を取りに行くお兄ちゃん。

奥に居たら「終わりました」との声があったので、空×ジ・Ｏも義理で「御苦労様でした」と一声かけに玄関に出たら。

手にしていたのは家にもある市販のスプレー式オイル。

なんじゃそら？

もっと特別な油でも差してくれれば有り難みがあるというものをｗ

まぁ、それは此方の贅沢というもの。

すると、お兄ちゃん曰く。

「そろそろ、契約を変えませんか？保守点検込みならば月々お支払いいただく値段は上がりますが色々と便利です」

などと始めた。

「ほらほら・・・始まった」

などと思って黙って聞いていたら・・・

「保守契約に切り替えていただけば、この先契約期間中は無料で部品交換が出来ます」

などと言い始めた。

うん？ちょっと待て？？

「故障の時も無償で修理させていただきますので大変お得です」

おい！待てや！マテマテ！！

実は、家の自動ドアは数年前の年末に大幅に改装修理をした、その数ヶ月後、同じ会社の部長と名乗る男が来て同じ台詞を吐いて全く新しい自動ドアに取り替えさせた。

確か工事は三月半ばくらいだったと思う。

その時に工事に来たお兄ちゃんが、「こんなに早く変えなくても」などと言っていたが・・・

「この自動ドアに変えた時に、その保守契約とか云うのになっていた筈ですが」

との空×ジ・Ｏの問いかけに、今日来たお兄ちゃん。

「詳しい契約書ありますか？」

と、言ってくる。

あの部長・・・分かり易く説明した時は持ってきたチラシの裏に走り書きしただけで、それは保存していない。

部長の云う事を信じて、契約書の細かい所まで自分は目を通していなかった。

「その部長、横分けにした体格の良い人ですか」

と、お兄ちゃんは言ってくる。

「イイトシヲシタ茶髪の人でした」

空×ジ・Ｏがそれに応えた。

因みに、空×ジ・Ｏは茶髪の若者を見ても何とも思わない。

髪を染めたオネイサンは好きだ（殴）。

黒髪のオネイサンも好きだが（蹴）。

だが、茶色に髪を染めた親父は大ッ嫌いである。

だから良く覚えていた。

「ああ、あの人は色々とトラブルが多くてもう会社には居ないんですよ」

そんな事、此方の知ったことか！ヴォケ！！

と、思ったが声には出さず、小心者の空×ジ・Ｏは「一度、会社に帰って契約書を確認してきて下さい。その保守契約とやらで契約を結んだ筈ですから」と言って帰って貰ったが・・・

契約書自体は捨てていない筈だから（あっ！もしかしたら手書きの説明書も一緒に取ってあるかも！）、探して此方も確認してみなくてはｗ

でも、あの手書きの説明・・・確か、支払期間などについての図ばかり書き込んであって保守点検云々には一切触れていなかった記憶が。。。

口約束かい！

正しく敵も然る者引っ掻くもの（大間違）。

此処は喩え、契約書が保守契約になっていなくても引き下がれるか！（爆）。

まぁ、契約書が保守契約でないのなら此方に勝ち目はないが。

げに恐ろしきは魑魅魍魎跋扈する今時の世の中ではある。

因みに・・・

保守契約になっていなくても、そんな契約にする気、更々ないですから。

と、云うか、もう家の店、持ち堪えられそうにない（爆）。

ここから先は愚痴ですのでスルーして下さい♪

まぁ、色々ありますので、此処から長々と続いた愚痴はバッサリ削除♪

よんぢゃったひとは忘れて下さい。