夜猫親子 2008/10/25 (Sat)

今朝、『ちょび』助と散歩していたら、珍しく猫一家の仔猫たち（大分大きくなったｗ）が、猫オバサン宅の前で屯していた。

珍しい事である。

親猫は兎に角、三匹いる仔猫たちは人懐っこい一匹を覗いて、親猫の姿が側に見えない限り、人前にすらなかなか現れない。

それに、猫オバサン宅の向かい側にある空き家の前で食事をする時以外は、少し離れた場所にテリトリーを構えている。

時間になると、仔猫たちはこの家の前に親猫に率いられて集まってくる。

それが、今朝に限っては仔猫たちが猫オバサン宅の玄関席で肩を寄せ合っていた。

そう云えば、一昨日の『ちょび』助の散歩の時、空き家前で餌を貰おうと親子四匹が屯していた。

とっくに餌を貰っている筈の時間である。

その時は、猫から逃げようとする『ちょび』助の為にそのまま行き過ぎたが・・・



夜に『ちょび』助と散歩に出たら、仔猫たちはこの状態。

親猫は向かい側の空き家の前で待機している。



写真は二枚とも、『ちょび』助の散歩を終えて夕食を摂りに行く時に撮った物、猫たちは未だに場所も移動せず、食事をじっと待っていた。

丁度、親猫が居る空き家の反対側に牛乳のパックを切って作った野良猫用の器が二つ・三つ置いてあるのだが、一昨日見た時同様に隅に引っ繰り返ったままの状態で放置されている。

この猫たち、普段は時間で餌を貰いに来るが、ここ数日貰っていないので何度も猫オバサン宅を覗いたり、前で待機しているのだろうか。

ずっと、餌を貰っていない様子だが、それでも我慢強く待機している。

猫オバサンの家に変わった様子はない、中は灯りが点いている。

そう云えば、ここ数日はオバサンの姿を見ていないので、子供や孫に家を任せて夫婦で旅行でもしているのか？或いは、自分の家の前に猫が居着く事を嫌った人が、近所に何枚も『猫に餌を与えないで！』と、張り紙がしてあるのを最近眼にするようになった。

その人たちからクレームでも来たのだろうか。

『ちょび』助の姿を見て、普段なら逃げ出す用心深い二匹の仔猫も、今夜は餌がまだ貰えないからか、逃げるのを踏みとどまって猫オバサン宅の前に居座っている。

少し離れて距離を取っているので、『ちょび』助も大胆だ。

道の左右から猫たちの視線に晒され、擦れ違う時は御約束のヘタレモードだったが、距離が空いて猫たちがその場を動かないと悟るや、急に態度が図々しくなる。

猫たちの餌箱に歩み寄ると、鼻で突いたりしている。

親猫と三匹の仔猫たちの視線が、一斉に『ちょび』助に集まる。

だが、猫たちは動く気配もない。

猫たちが此方にやって来ない事を知ると。

それを知ると・・・あの野郎・・・

『ちょび』助の野郎は・・・

猫たちの餌箱に向けて片足を上げている（爆）。

コラ！コラ！コラ！

生温かい液体を放出している最中で、リードを引っ張って『ちょび』助を引き離してやったが・・・

本当に、良い性格しているな・・・この犬（呆）。