掌編疑惑 2008/09/20 (Sat)

結構、最近映画化されてネットでは話題に上っているイキガミのパクリ疑惑。

元になる漫画を読んだことがないので何とも言えないが・・・

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%82%AC%E3%83%9F

↑　イキガミ・ウィキペディア

設定だけなら丸パクリ？

漫画の作者は徹底して否定しているらしいが。



↑　探してみるものだ・・・まさか、星新一の「生活維持省」がアニメで、しかも某国営放送で放送されているとは思わなかった（爆）。

アニメとしては・・・絵面とか纏め方とかう～ん・・・という感じ。

志村貴子のコミック版は或る意味、原作を越える程に星新一らしさを醸し出した傑作だと思う・・・これをアニメ化してくれれば良かったのに・・・

志村貴子のコミック版の方が後に出ているのかもしれないがｗ

音楽と違って漫画などの場合、何気に著作権が曖昧な感じがする。

特に「アイデア」とか「設定」だけでは難しそうだ。台詞や文章がそのまま引用されていれば大問題だろうけれど。

あっ・・・歌詞の一文で泥仕合になった例があった・・・つい最近（爆）。

しかし、「生活維持省」なんて知らない、読んだこともない。と、言い張る漫画家も・・・

今時の漫画家は、星新一も知らないのだろうか？

ショートショートやＳＦに疎い空×ジ・Ｏでさえ、「おーい　でてこーい」「ボッコちゃん」「午後の恐竜」「生活維持省」くらいは知っている。

タイトルを知らなくても、話の内容くらいは知っていても良さそうな気がする。

漫画家以上に編集者なら当然、知っていて当たり前・・・と云う気がするのだが、編集者も映画化したスタッフも全員知らないなどと云うのは不自然と云うか余りに勉強不足な気がする。

『イキガミ』の作者・間瀬元朗氏も担当編集者も、最近になるまで星先生の『生活維持省』という作品を読んだことはなく、このご指摘に困惑するばかりでした。

と云うのが出版社の言い分なのだが、漫画を読んでいたのは一人担当ばかりではなかった筈。

漫画を読んだ時点で、幾つも疑惑の声が上がっていたらしいが映画化を機にメジャー作品となって一斉に噴出した様子。

出版社や関係者が誰一人「生活維持省」を読んでいなかった、知らなかった。と、云う気なのだろうか？

個人的には其方の方が問題だが（ボソッ）。

プロなら古典くらい勉強しろと（爆）。

何も全ての関係出版物に目を通せと云うつもりはないが、これくらいは押さえていて当然の作品だと思う。

でも、よく考えたら・・・

小○館とＴ○Ｓのタッグか（爆・爆）。

最近何かと話題の、渦中の出版社とＴＶ局だから頷ける気もする。

こうなってくると、観る気もなかった「イキガミ」と云う映画に物凄く興味が湧いて観たくなってくる。

しかし・・・非常に評判が良い。

映画関係の評論では「生活維持省」に全く触れられていない。

当たり前と云えば当たり前かもしれないが。

それにしても、おかしいな？

と、思って良く確認したら・・・

「イキガミ」と「おくりびと」を勘違いして「おくりびと」の星の数や点数ばかりをを見ていた・・・空×ジ・Ｏ（爆）。

さて、どちらを観に行こうか。



↑　「おーい　でてこーい」も見つけたｗ