猫恐怖症 2008/09/13 (Sat)

吾輩は『ちょび』助である。

此処の頁や吾輩の頁で「文句なしに可愛い」「素敵な子」「もっと出番を！」と大人気の『ちょび』助である。

残念な事に、吾輩がちやほやされるのが癪なのか、自称飼い主がなかなか吾輩を登場させてくれない。

が、アノ頑固なまでに吾輩を無視する自称・飼い主も大勢の声には抗えなかった様子だ。

吾輩、この頁には久々の登場である。

今朝の散歩中、吾輩は新しい猫一家に出会した。

親猫が一匹に仔猫が三～四匹、裏通りに先日から住み着いている。

普段は、吾輩が近付くと仔猫たちは吾輩の威光に恐れをなして逃げ出したものであるが、今朝はまともにニアミスしてしまった（汗）。



吾輩、吃驚である。

吾輩以上に、仔猫たちが驚いた様子で、一匹、また一匹と順次道の奥へと逃げていった。

が。

親猫だけはその場に留まり、吾輩の方を睨んでいる。

･･･吾輩･･･何も悪い事していないのに・・・

先日、吾輩が住む築４０年以上経過したオンボロ集合住宅のゴミ捨て場に捨てたった６匹の猫たち。

http://kanikoumori.blog.shinobi.jp/Entry/365/

後に自称・飼い主が管理人さんに聞いた所に寄ると、実は７匹だったらしい。

段ボールに入れて捨ててあった為、逃げ出さないように管理人さんが網を被せようとした時、一匹だけが逃げ出した。

結局、残った６匹はその日の午前中の内に保健所行き･･･（汗）。

合掌。

近所に数多居る猫オバサンたちは「可哀想に」とか「仕方ないねぇ」とかあっさりしているのに、それを聞いた自称・飼い主のヤツは妙に落ち込んでいた。



この仔猫と。



この仔猫に一目惚れ状態だった様子だ。

「引き取ってやれば良かった」

などと、ヤツは世迷い言を言っている。

何だ？

見た目が気に入った猫だけ助けてやるのか？

そんなのエゴだろう。

見た目が気に入られない仔猫は助けて貰えないのか？

だったら、見た目の悪い自称・飼い主なんぞ、幾ら困っても誰も救いの手なんか差し伸べてくれないゾ（爆）。

一匹だけ逃げ出した仔猫は、近所の猫オバサンたちの手で飢えを凌いでいるらしいが･･･この近所は野良猫天国だから反面、過当競争も激しそう･･･大丈夫だろうか？

「家で飼おうにも、家にはキャットフォビアの『ちょび』助が居るからな」

などと、自称・飼い主は猫を見捨てた理由に吾輩を利用している。

何だ・・・？

そのキャットフォビア、猫恐怖症って？？

吾輩、そんなの聞いたことがないゾ。

勝手に吾輩のことを知りもしないで、またしても好い加減なことを決めつけているな、このヲトコ。

第一、吾輩が散歩中に怖がるのは猫だけではない。

烏だって、雀だって、バッタだって嫌いである。

吾輩、なによりも、それら以上に犬がだぁぁぁぁ～～～～～～いっ嫌いである！！

犬の気配がしただけで、散歩を中断してスタコラ家に帰ってくるゾ。

だから吾輩、自分の名誉のために明言しておくが、吾輩は別に猫恐怖症ではない。

それに、自称・飼い主だって『アノ触覚を生やした黒い飛行物体』を目撃するだけで大騒ぎになるではないか。

恐怖症云々なんて、正しくオマイが言うな！オマイが！！である。