深夜轟音 2008/04/29 (Tue)

我が家の向かい側には二つのコインパーキングが並んでいる。

平日の日中は常に満車状態で、家の近所の駐車場不足を如実に物語っているが、夜も結構利用者が多い。

にゃ～ごや駅から徒歩１０分の立地条件にありながら、何故か夜は真っ暗でパタリと人影も途絶えてしまう閑散たる一角にありながら、コインパーキングだけは昼夜フル稼働してい様子である。

老若男女を問わず、深夜駐車場に出入りしている人たちは皆一応に御機嫌さんである。

あれほど取り沙汰された「飲酒運転撲滅運動」何処吹く風状態で、賑やかしい。

まぁ･･･きっと、何人かでつるんで飲みに行って運転者だけは飲んでいないと好意的に捉えようｗ

車数台で飲みに行って屯する人たちなどは、深夜大いに盛り上がって五月蠅い五月蠅い・・・。

「やかましいわぃ！」

と、目を覚ますこともしばしばあるが、それ以上に夜中の騒ぎ声に反応した『ちょび』助が吠えたり、「外が騒がしいゾ」とわざわざ自分を起こしに来たりする。

そして、数日前。

基本的には一度眠ってしまったら滅多なことでは起きない、お気楽極楽日々安寧人間の空×ジ・Ｏが吃驚して布団から飛び起きるほどの轟音が鳴り響いた。

「すわ『ちょび』助がまたしても何かやらかしたか！」

だが、奴も先程まで熟睡していたと見えて、物音に驚いてパニック状態で外に向かって吠え立てている。

窓際まで駆け寄って、外の様子を伺おうとしたが、現在このオンボロ集合住宅は外壁工事中、幕が張ってあって外の様子がよく見えない。

近所で物音に反応した家もなさそうである。

その後何事もなかったので、そのまま布団に入った。

そして、翌朝。

『ちょび』助の散歩中に家の前にあるコインパーキングの脇を通ったら、二つのパーキングを隔てている塀が見事に薙ぎ倒されていた。

倒れた塀はそのままの状態で、車三台分の駐車スペースには赤いコーンを立てて黄色いテープを張り巡らし「使用不可」の張り紙がしてあった。

昨夜の轟音はこれか・・・。

此処まで見事に塀を薙ぎ倒すとなると・・・気分は半分天国を彷徨っている、幸せ気分満喫のヘベレケ状態だな、多分。

お見事。

なかなかやるな、見知らぬ酔っ払い（爆）。

あまりに見事なぶち壊しぶりに、携帯で写真を撮ったのであるが･･･何故か、保存されていなかった。

しかし、コインパーキング会社の２４時間監視体制は万全だと感心。

多分、夜の内に駐車スペースを制限したのであろう。

塀はそのまま手つかずだったが（爆）。

そして、一日経過した翌朝（多分、その日のうちにであろうが）には、普通に使えるようになっていた。



塀だけは未だに直っていないがｗ

しかし、あれだけの轟音が夜中に響いたのに近所で誰も反応しなかったというのは･･･自分も含めてだが･･･ちょっと、この手の騒音に慣れすぎているのかも知れない。

嗚呼、町内では四人に三人が６５歳以上と言われている我が町・・・皆さん耳が遠くて気付かなかったのかも（小声）。