冤罪極致 2008/04/03 (Thu)

吾輩は『ちょび』助である。

自分ではお利口さんだと思っているが、自称・飼い主の奴の甚だしい勘違いと思い込みにより、トンデモ腕白坊主だと訪問者の人たちに誤解を与えている『ちょび』助である。

此方の頁では久々の登場♪

もう忘れ去られていたりしてｗ



そんな危惧もあって久々に此方の頁に顔を出した訳であるが・・・仏壇の前に置いてあった花でお化粧した写真と共にｗ

今週の月曜日、我が家ではちょっとした工事があった。

事の発端は、二月の水道料金引き落としからである。

何故か、一月二月の水道料金が普段の月の４～５倍に跳ね上がっている為、ビルの管理人さんと業者さんが水漏れでも起こしていないかと調べにやってきた。

原因は温水器だった。

以前から、夜遅くに使うと途中でお湯が出なくなったりしていたが、排水用の弁が壊れていた為、温められたお湯が常に排出され、新しい水が温水器に補充されていたらしい。

異変に気付いた、その時点で修理すれば良かったものを、根っから物臭な自称・飼い主は放置していたらしい。

早目の時間、たとえば午後８時台や９時台に入浴すれば問題なかったらしいからｗ

その所為で、ビル側にも迷惑をかけて水漏れ調査だけでも一階と二階の全ての水回りを調べるだけで大騒動。

原因がはっきりと分かり、温水器も普通通りに使える様になって万事めでたしめでたし・・・。

と、上手く行かないのが自称・飼い主の自称・飼い主たる所以（爆）。

温水器を修理した二日後辺りから、温水器の下が水で濡れているようになった。

我が家は築４０年のオンボロ集合住宅。

しかも、ベランダがない！

洗濯物は１１階に全館共用の物干しが作ってあるので其処で干すことになっている。

勿論、典型的面倒臭がり屋の自称・飼い主は家の中、空いている部屋に洗濯物を干しているがｗ

廊下の共用部分に大きな荷物を置くことは禁止されている。

で、我が家では台所の隅に馬鹿でかい温水器が置いてあるのだが・・・。

温水器が直った後になって、何故か水が・・・などと吾輩が疑問に思っていたら。

「此の馬鹿犬！」

「何で毎日毎日こんな所にオシッコをかける！」

連日連夜、吾輩は夜に二階へ上がってきた自称・飼い主に激しい罵声を浴びせかけられては叱られていた。

が・・・。

１０日ほどそんな日が続いた後・・・。

謎の水は温水器の周囲ばかりでなく、流し台の前、果てはテーブルの下にまで流れ出し、台所が水浸し状態となり始めた。

流石に、量的に吾輩のオシッコではないと漸く悟った自称・飼い主、今まであらぬ冤罪で吾輩を罵倒していた癖にそんなことはすっかり忘れて温水器をもう一度調べて貰うことにした。

我が家の温水器は古い為に配管が脆くなっているらしい。

元々、温水器の管は余り丈夫ではないらしいが･･･修理をする時、管に負担をかけないよう固定していたテープや緩衝材を取り去って水漏れ箇所を探したり修理をしていたので、何処かで管が割れたり罅が入ったりして水漏れを起こしている･･･と、自称・飼い主はまたしても原因を他人の所為にして怒っていたが・・・。

あ～あ。

吾輩の所為に出来なくなったら、今度は業者にいちゃもんつけてるよ・・・このヲトコ・・・。

お湯や水の配管は直ぐに分かる所にあるのだが、其処から水漏れを起こしている気配はない。

温水器の会社に連絡しても「此の電話は現在使われておりません」との返事。

そうこうしているうちに、浸水は酷くなり温水器の下に何枚ものバスタオル、台所の床には新聞紙を敷き詰めて日々を凌いでいる状態である。

うん。

旧寝室は吾輩のトイレと化して畳一面に敷かれたペットシート、敷かれていない所は吾輩の空けた大穴、そして隣の台所は一面敷き詰められた大量の水を含んだ新聞紙・・・とても、真っ当な社会人の住処とは思えない惨状である。

まぁ、元々社会不適応者の名を冠する自称・飼い主らしい住まいと云えばそれまでであるが（爆）。

ちょうど、ビルの外壁工事が始まったので、水漏れの時に温水器を直してくれた業者の社長を見付けて声を掛け、温水器の様子をもう一度見て貰ったら・・・。

我が家の温水器は古すぎてタンクの下が錆びて穴が空いてしまっているらしいｗ

ほらほら。

台所水浸し事件の犯人は、吾輩でも業者でもなく、まともに自分の家の機材管理も出来ないオマイ自身ぢゃないか・・・自称・飼い主。

「ゴメンナサイは！」

「吾輩。漏らしてもいないのにオシッコ坊主とか謂われのない罵声を浴びて、毎日毎日叱られて、それでも耐えてきたんだぞ」

「ちゃんと自分の非を認めて吾輩に御免なさい、って言えよ。自称・飼い主」

が。

結局、あのヲトコは自分の過ちを認めることも吾輩に謝罪する事もなかった。

とんでもないオヤヂだ･･･あのハゲオロカ！

しかも、工事当日は玄関先に置いてあるものを知らない人たちが運び出したり、色々な人が出入りしたりで吾輩ついつい吠えてばかりいた。

「五月蠅いぞ。此の馬鹿犬」

何と云うことだろう・・・知らない人たちが勝手に出入りしているのだから、我が家の一員である自称・飼い主に報告するのが一家の長たる吾輩の勤めではないか・・・。

吾輩の不幸は、こんな道理の分からない、自分の思い込みが世間の常識だとか、社会通念だと勘違いしているハゲオロカ＝自称・飼い主と一緒に暮らしていることなのではないか？

何気に吾輩、そんな気がしてきたゾ。



取り敢えず、新しい温水器は設置完了。

工事当日はお湯が沸いていないとかで、翌日お風呂に入った自称・飼い主・・・いきなり。

「ぷぎゃぁぁぁ！　あっちちちち！　あぢぃぃぃぃ！！！」

と、大きな叫び声を上げていた。

馬鹿だ・・・あのヲトコ・・・。

我が家のお風呂は温度設定などの器機が付いていない旧式のものである。

お湯と水を調節して浴槽に貯める。

当然、弁が壊れて温水を常に排出し水を補充していた旧温水器の時と同じ様な具合でお湯と水の調節をしたら・・・浴槽内のお湯は今までと違って物凄く熱くなっているのは当たり前のことである。

と云うか、今まで適度な温水しか出なかったのは壊れていた証拠なのだろうに・・・。

「此の温水器･･･新しいだけあって物凄く熱いお湯が出る」

とは、自称・飼い主の弁だが、その発想からして大間違いだろうに（爆）。

我が家では、少し前に洗濯機が壊れて買い換えた。

先月にはＴＶが壊れて、奴は二階にあまり居ない。

一階のアンテナの接続していないＴＶを使ってゲームばかりしている。

そして、ＴＶを新しく買い換えようと思った矢先に温水器・・・。

水が漏れる以上放置する訳にはいかないので其方を買い換えたのであろうが・・・。

エアコンも一階も二階も青息吐息で呻り声をあげながら作動している状態である。

何で、電化製品という奴は壊れ出すと雪崩現象を起こして次から次へと調子が悪くなるのであろう？

嗚呼。

我が家で一番老朽化して壊れているのは自称・飼い主だ（爆）。

特に老朽化の激しいのが頭髪。

見事なまでの壊れっぷりが頭の中身。

そんな状況では、吾輩が謂われなき冤罪に苦しむ日々がまだまだ続きそうであるｗ

なぁ～～んて可哀想なんだろう･･･吾輩ｗ