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モデルになった『まこ』オバサンが居なくなったその日に、Blog Petの『まこ』プヨミミンが二本足で歩けるようになった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
さういえば・・・。
旧頁だったか、『ちょび』助の頁が開かないと、以前嘆いていらっしゃった方が居たので、『まこ』オバサンの最後の挨拶くらいは、此方にも。
アタチは『まこ』よぉ~。
『まこ』オバサンよぉ~。
今週の始めくらいからアタチは大変だったのぉ~。
とぉ~っても辛くて苦しくて、でも誰もそれに気付いてくれなかったのよぉ~。
飼い主さんが異変に気付いた時は、もう遅かったのよぉ~。
ほらほら。
アタチの髪は一日でも解かないと、直ぐに大きな毛玉になっちゃうでしょう。
今ではもう全然、櫛もブラシも通らない状態で、まるで雪だるま状態だったの。
だから、胃や肝臓が凄く腫れてても、飼い主さん気付かなかったのねぇ~。
暖かくなったらマルガリータ・トラガリータ♪
何て・・・アタチを坊主刈りにして、リセットし直すつもりだったみたい。
日曜日くらいから、アタチのこと「変だな~」とか言っていた飼い主さん。
・・・御飯はアタチの分まで『ちょび』助が内緒で平らげちゃうから、食欲がなかったのにも気付くのが遅れたみたい。
一昨日かその前日くらいから、骨と皮ばかりになって思うように動けなくなったアタチを見て吃驚していたわ。
多分、月曜日くらいねぇ。
その時は、飼い主さんもあまり深刻に捉えていなかったみたいだけれど、一昨日辺りからこれは拙い!と思ったみたい。
それからは、飼い主さんが御飯やお水はスプーンで少しずつくれたりしたけど、御飯はほんの少し食べただけでも、吐いちゃうのよぉ・・・。
今日は、お昼にモシャモシャになった毛を刈って貰ったの。
だから、エアコンは全開状態。
それに今日は、飼い主さんはお昼にアタチ達のおやつや御飯を買いに行ってくれたのよぉ~♪
アタチが元気になったら、食べて貰いたかったのねぇ~。
だから、柔らかくて食べ易いものを沢山選んで買ってきてくれたの。
勿論、アタチは全然食欲がなかったから食べなかったけれど。
飼い主さんがスプーンで掬ってくれたお水もあまり飲みたくなかったのよぉ。
その後、飼い主さんは御仕事で二階にアタチ達を残して、一階に降りていったわぁ。
でも、もうその時点でアタチは自分では全然動けなかったわ。
それでも頑張って、アタチ用に飼い主さんが用意してくれた浅い水の器の所まで這っていって水を少し飲もうと思ったのよぉ~。
それが限界だったみたい。
何時も、自嘲気味に自分のことを暇人とか、あの『ちょび』助に社会不適応者とか言われてるけど、今日はお昼過ぎから夜に掛けてちょっとは御仕事があったみたい。
良かったわよねぇ、飼い主さん♪
それで、8時頃に御仕事を終えた飼い主さんが、食事に行く前にアタチの様子を見に来たの。
その時のアタチは、自分の水の器を引っ繰り返してしまって、溢れた水の中に顔を埋め、信じられないような格好で背中や首をL字型に曲げた不自然な格好をして、手足をピンと伸ばして硬直していたらしいの。
恥ずかしいわぁ・・・タール状の真っ黒な便まで垂れ流し状態だったらしいのよぉ・・・。
飼い主さんは、その光景を見て既にアタチが死んぢゃったと思ったみたい。
ピンと伸ばした手足を見て、死後硬直が始まっている!くらいに勘違いしたみたいよ。
慌てん坊さんよねぇ。
それで、アタチはゲージから出されて飼い主さんに看病して貰ってたのよぉ~。
看病を受けている内に、最初に後ろ足が動き出したの。
暫くして、前足が水を掻くように交互に動いたわ。
溢れた水の中にお鼻を突っ込んでいたから、溺れた夢でも見てたのかなぁ?
それで、飼い主さんが名前を呼んでくれたから、そちらに向かって一生懸命泳いでいるの。
其処の所は、アタチも完全に昏睡状態だから良く分からないのよさぁ。
その内に、飼い主さんが見ても、誰が見ても分かるくらいに大きな息を続けたの。
そんなに、苦しそうな息継ぎぢゃなくて、ゆったりと深呼吸をするように大きく胸が上下し始めたのよぉ~。
それを繰り返している内に、ぐ~ぐ~って鼾みたいに音でも呼吸しているのが分かるようになったの~。
水を吐き出すように・・・って・・・やっぱりアタチは、溢れた水の上に倒れ込んで溺れちゃったのかなぁ~。
って、嘘よ~ん(爆)。
幾ら、全然身体が効かないからって、アタチは其処までお間抜けぢゃないのよぉ~。
でも、最初は完全に死んぢゃっているようにしか見えなかったから、色々反応が出てきて、飼い主さんにはアタチが復活するかも!って、淡い期待を持たせちゃったみたい。
悪いことしちゃったなぁ~。
アタチだって頑張ったんだからぁ~。
最後まで諦めなかったんだからぁ~。
見付かった時は、身体は何処も彼処も冷たかったけれど、飼い主さんの手が凄く暖かかったんだから。
だから、アタチの身体も段々と暖かくなっていったのよぉ。
でも、アタチは出来る限り頑張ったんだけど、飼い主さんに助けられて二時間くらいが限界だったのよぉ。
最後は、大きく仰け反って数回、背中を反らして手足をピンと伸ばして・・・それを頭の位置が90度変わるくらい繰り返して・・・。
最後は前足をず~~~~っと、静かに伸ばして・・・飼い主さん何処かなぁ?声はするんだけど何処にいるのかなぁ?って探すように伸ばして。
それが最後だったのよぉ。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
アタチはね・・・。
どれくらい、飼い主さんに大事にされたか?と云うと、あんまり自信がないのよぉ~。
でも、それは仕方がない。と、思っているの。
『ちょび』助のオマケみたいな感じに飼い主さんが思っていてもしょうがないのよ。
だって、アタチは途中で貰われてきた子なんだし。
アタチは『ちょび』助よりもずぅぅ~~~っと、年上だけれども、この家に来た時には飼い主さんと『ちょび』助の生活は既に始まっていたし。
アタチがこの家では一番新人さんなんですもの。
でも、アタチが一番飼い主さんを大事にしている!と云う気概と自信は『ちょび』助にだって負けないのよぉ。
だって、毎晩毎晩、飼い主さんの胸の上に蹲って、飼い主さんの顔見ながら寝るのがアタチの一番の幸せだったの。
飼い主さんはアタチで五頭目の犬だったけれど、今までこんな犬は居なかったそうよ。
『ちょび』助に至っては、飼い主さんが被っている布団を引っぺがして、自分が使って寝ているの。
酷いわよねぇ!
それにね。
最初のミニチュア・ダックスのトムくんは最後の瞬間に飼い主さんに頭を下げて亡くなったらしいけれど・・・。
家中から大切にされた二番目のヨークシャー・テリアのジュリくんは、病気になってから飼い主さんと御両親が常に側に居て様子を伺っていたんだけれど、皆が仕事をしていたり、用事で外出したほんの15分か20分の間に、誰も見ていない隙をついたように亡くなってしまったの。
三番目のポメラニアンのジョンくんは、飼い主さんと一卵性双生児とまで陰口を叩かれていたくらい仲が良くって、心肥大で苦しんでいる間もすっと、飼い主さんが付き添っていたのだけれど、最後の発作を起こした時に何故か飼い主さんが「嗚呼、また例の発作か」と見過ごした時に限って、心臓がパンクしてしまったの。
アタチは『ちょび』助やジュリくん、ジョンくんほど愛されていなかったかも知れない。
飼い主さんが好きこのんでアタチをこの家に連れてきたのではなく、仕方のない事情があってアタチが押しかけた形でやって来たのだから。
だから、始めのうちは正直、飼い主さん・・・アタチを見る度に嫌そうな顔していたわよぉ~。
でも、もうアタチには此の飼い主さんしか居ないんだ!と、云うアタチの気持ちが最後には通じたと思う。
う~ん・・・通じててくれれば嬉しいなぁw
何よりも、アタチは飼い主さんにちゃんと最後の瞬間を看取って貰ったの。
最後までアタチの耳には、飼い主さんの声が届いていたの。
これは、ジュリくんにもジョンくんにも出来なかった事よ。
アタチを見ている間・・・『ちょび』助の奴はずっとヤキモチを焼いてヒステリー状態だったわぁ~。
アタチだけゲージから出して貰って飼い主さんを一緒なのが悔しかったのね・・・きっと。
またしても畳に大穴空けたり、毛布をガリガリしたり「ク~ンク~ン」と鼻を鳴らしたり、を繰り返していたわ。
最後には「ナァ~ゴナァ~ゴ」って泣くのよぉw
まるで猫みたいな泣き方。
本当に甘えて泣いている時は『ちょび』助って、こういう鳴き方をするの。
でもね。
アタチの最後の瞬間には『ちょび』助も凄い勢いで鳴いたの。
「キュ~ンキュ~ン」って。
アレはヤキモチでなくて、本当にアタチとのお別れを悲しんでいるのだったら、数年間一緒にいたアタチとしては嬉しいなぁ~。
アタチは『まこ』よぉ~。
『まこ』オバサンよぉ~。
もうこのフレーズを使うこともないけれど、まだ会ったこともない人たちに「素敵なお目々」とか、「癒し系わんちゃん」とか言われて、アタチは本当に嬉しかったわぁ~。
今まで、有り難うねぇ~!
今日でお別れよぉ~。
さようなら~♪
アタチは『まこ』よぉ~。
『まこ』オバサンよぉ~。
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