俺様尊大 2008/02/02 (Sat)

今日はあまりに暇・暇・暇。

まぁ･･･何時もの事ではあるんですけど（爆）。

此処に訪問して下さる方々は多忙な人たちばかり、何気に社会不適応者たる自分を再認識したりして、いやが上にも申し訳ない気分になってくる（汗）。

それでも、今日はドタキャン続きで半分ぶち切れ気味だったので、ど～せ仕事も入らないだろうと、30分ほど早めにシャッターを閉めて、夕食に出掛けた。

川沿いの喫茶店に入り、注文を済ませて雑誌を読んでいると、隣の席に一体、如何なる関係だ？と、つい思ってしまいそうな二人連れが腰掛けた。

此処の席は、テーブル二つごとに木の囲いがしてある為、普通に隣に座る以上に声が良く聞き取れる。

中年･･･それも塊の人たちっぽい世代の眼鏡を掛けたダルマさんみたいな男性と、20代半ばから後半の女性。

オヤヂさんは、何だか威張っている。

女性はちょっと小綺麗で、知的な雰囲気だ。

女性は謙って男性を「先生、先生」と呼んでいるが･･･とても、此の男性･･･学校の先生や大学の教授には見えない。

人を見かけで判断してはいけないが･･･見かけ駄判断されると、最も不利な立場に立たされるのは空×ジ・Ｏ自身だし（爆）。

仕事の打ち合わせだろうか、色々遣り取りをしているが、別に聞きたくもないし、こう云うエバリまくりの俺様オヤヂは空×ジ・Ｏの最も苦手なタイプなので、気にも留めずにいた。

が、気にも留めないように努めると余計に耳に入ってくるのが隣の会話。

此の喫茶店は、そんなに洒落た店でもないのに何時もクラッシック音楽が掛かっている。

暫し沈黙の後、先生様は煙草を吹かしながら聞こえてくる音楽に耳を傾けて「やはり、ヴィバルディは良いな。私は好きだ」とか言っている・・・。

「やはりね、キミ。音楽はクラッシックから入らないと駄目だね。でないと音楽の本質が理解できない。それに、クラッシックの名曲は一般教養として身につけておくべきだよ」

先生、でで～んと踏ん反り返って女性に語ってます。全部が聞こえてきた訳ではないですが、大凡こんな感じです。殆ど説教です。

・・・おお・・・関係ないけれど、空×ジ・Ｏは大の音痴だ。音符も読めなければ、カラオケでマイク握ると見知らぬ人でさえ興奮のあまり、おしぼりや灰皿投げ付けてくるほどに、個性的な音程の持ち主だ・・・クラッシックなんて全然わからない。一般教養を全然身につけて無くて悪かったなぁ！

漏れ聞こえてくる赤の他人の会話だけれど、身につまされてイタイ・イタイ。

「それに、クラッシックは聴いているだけで色々なイメージが湧いてくるだろう」

先生、女性が持ち上げている所為か、良い気になってどんどんと饒舌になっていきます。

「特に今、流れている『冬』なんかは私は好きだね」

嗚呼･･･空×ジ・Ｏも四季の中では冬が一番好きだ･･･この偉い先生様と好みが同じか・・・。

て・・・。

クラッシックなんてサッパリだし、空×ジ・Ｏ的には読書以上に眠たくなる睡眠導入剤的な役割しかないけれど・・・。

此の先生に言わせると、まるで一般教養を備えていない駄目オヤヂだけれど・・・。

四季くらいは、一通り分かるぞ！

今、此の喫茶店に流れているのは冬ではなく秋だ（爆）。

少なくとも、音楽関係の先生ではないな･･･この先生様。

嗚呼！！！！

このエバったオヤヂの足元すくってやりたい！

何の大先生だか、俺様だか知らないが、ボソリと･･･「これ。冬ぢゃなくて秋だろう」と言って揚げ足を取ってやりたい・・・。

女性は本当に知らないのか、仕事上機嫌を損ねる訳に行かないのか、お説ごもっとも的に受け答えしている。

多分知っていて、合わせているのだろう。

それが出来ないから、空×ジ・Ｏは駄目なんだろうな。

真っ当な社会人は大変だ。

↓取り敢えずヴィバルディだけど・・・これは夏。