電車風景 2012/05/10 (Thu)

GWの出来事ですが。

あのコワイ顔をした弟の店へ行こうと、地下鉄に乗っていた時の出来事。

地上へ出る場所の関係で、一番先頭の車両に乗っていたのですが。

あの事故以来か、それともほとんどの駅の最寄階段が遠い所為か。

意外に先頭車両は空いている印象なのですが・・・

連休中とは云え、時間的な事も影響してか、案外と空いていたのです。

数人の人が立っているにも拘らず、座席はゆったり。

そんな中。

自分が座っている正面、やや斜め前に幼いヲトコの子と上品そうなお婆ちゃんが座っていました。

優しそうなお婆ちゃんで、電車内で退屈している？ヲトコの子を微笑みながら窘めています。

ヲトコの子は幾つくらいでしょうか？

子供の居ない自分にはちょっと分かりませんが、多分・・・幼稚園に入るか入らないかくらいでしょうか。

「外、何も見えない」

とか、座席の上に立って窓から外を眺めてはしゃいでします。

うん。

地下鉄。

乗った事ないのかな？この子（爆）。

それとも、お婆ちゃんとお出かけが出来てテンションが上がっているのかｗ

お婆ちゃんはヲトコの子に靴を脱ぐように優しく声をかけたりして。

年上やエライ人には直ぐ噛み付くけれど、年下には（身内以外）甘いとされる空×ジ・O。

そんな風景を微笑ましく眺めていたのですが。

電車は街中に近付くにしたがって、車内の人も増えてきました。

人が多くなるにつれて大人しくしていたヲトコの子ですが・・・

ハイテンションを抑えきれない様子。

と。

途中の駅で松葉杖の女性が乗り込んできました。

まだ若い女性なのですが。

いぁ。

とっしょりの空×ジ・Oよりも。

と、云う意味ではなく、世間一般から見ても若い女性。

ハタチは超えていると思いますが。

子供以上に女性の年齢は分からないしｗ

たまに骨折した人などを電車で見かけるのですが・・・誰も席を譲らなかったら自分が譲ろうかな・・・

などと思うまもなく。

女性は、先頭車両ゆえに設置してあるドア付近の運転席の境にある手すりに捕まっていました。

で、この女性。

もう一度、視界に入った時に見たら。

骨折しているのではなく、左足が作り物だったんです。

別に、普段ならそれだけの話なのですが・・・

件のヲトコの子。

混んできたのにあいも変わらずハイテンション。

再び靴を履いたまま、座席に立って窓から何も見えない外を眺めようとしてお婆さんに止められたのですが・・・

隣の人に迷惑かけちゃダメ。

的な事を口にしていたまでは良かったのですが・・・

「そんな行儀の悪い事すると、あの人のように足がなくなっちゃうよ」

と、小声で呟いた一言・・・

正面に座っていた空×ジ・Oの耳にしっかりと届いているのですが（汗・汗・大汗）。

ヲトコの子も空気を読めば良いのに（無理か）。

「ヤダヤダ」

とか言っています。

少し離れているから・・・あの女性の耳に届かなかった事を祈るばかり。

それ以上に、自分を含めた周囲の人たちは何事もないような顔をしていたけれど、明らかにその場の空気がどんよりと・・・

うわぁ・・・一気に何だか気まずい雰囲気。

その場に居合わせただけで、空×ジ・Oまで何か悪い事した気になってしまう（汗）。

それまでと変わらないのは、ハイテンションなヲトコの子ばかり。

女性はその後、直ぐに大きな駅で降りたのですが。

この駅で、ほとんどの乗客は入れ替わったものの・・・

自分の斜め前には相変わらずハイテンションなヲトコの子。

自分はその次の駅で降りたのですが・・・

メンタル面には非常に弱い空×ジ・O。

思い切り、そう云う雰囲気は引き摺ってしまう性質なのです。

で。

何故にか。

改札を出る時。

改札口で唐突に自宅の鍵を取り出してそれを差し込もうとしたりして（爆）。

差し込む前に気付いて、カードを探すふりをしながら誤魔化したりしていましたが（爆）。

その後、弟に。

「いぁ～。駅を出るときに何を考えたか自分の家の鍵を取り出してそれで出ようとしたよ」

などと話したら・・・

思いっ切り、頭のおかしな人扱いされてしまった（汗）。

まぁ、自堕落な生活、緊張感の欠如した日々を送っている所為か・・・

ノ～ミソが溶け出してしまっているのかもしれませんが（爆）。