野良朝食 2009/01/20 (Tue)

吾輩は『ちょび』助である。

「もふもふぷりちぃまん」にして「えばーれいんぼう」の『ちょび』助である。

今朝程散歩をしていたら、久々にニャンコたちと出会してしまった。

風が冷たさを増す直前まで、野良猫親子が朝御飯を食べていた場所に陣取っていたのは・・・



おお！

これは、春から夏にかけて仔猫の頃に、他の猫たちに虐められては逃げ回っていたニャンコではないかｗ

逞しく育ったモノである。

逞しく育ったのは良いが・・・食事中に近付く吾輩を見て毛を逆立てて威嚇してないか？この猫。

しかし、いつも此処で食事をしていたお母さん猫と、三匹の仔猫たちは一体何処へ行ったのだろう。

おやおやｗ



道の反対側にある植え込みの陰に隠れているのは・・・



忌々しげに、吾輩たちや餌を食べているいじめられっ子猫を眺めているのは。

お母さん猫ではないか！！

久しぶり♪

などと、再開を楽しむ余裕もなく、吾輩はその場を後にした。

いぁ・・・吾輩、嫌いだし・・・猫（爆）。

自称・飼い主のアホがもう少し写真を撮ろうと、その場に留まっていたが、強引にリードを引っ張って我が家に直行である。

しかし、猫たちも仲良く一緒に食べればよいものを。

そう云う訳にはいかないのであろうか？野良猫の世界は？？

吾輩、『まこ』オバサンが一緒に暮らしていた時は、ちゃんと分け合って御飯食べたゾ！

譲り合いの精神が大切なのである。

な～んて、偉いんだ♪吾輩♪

自称・飼い主に言わせると、ノロマだからいつもオバサンに取られる・・・と、云うことらしいが。

その変わり暇を見ては、オバサンを虐めてやった。

シッポ噛んで椅子から引き摺り落としたり。

耳を噛んで椅子から引き摺り落としたり。

だって！

だって！

オバサンは年寄りの癖に身軽で、椅子の上にピョンと飛び乗り、自称・飼い主のヤツの隣の席に座って済ました顔しているのに、吾輩は椅子に飛び乗れないのである。

こんな理不尽な話はない！

これは不条理だぁぁぁ！！！

オバサンに噛み付いて引き摺り落とすくらいは、許されて然るべき行為なのである（大間違）。

『まこ』オバサンや野良猫たちと違って、比較的、食べることにはおっとりとしている吾輩。

散歩から帰って「お腹空いたぁ」と自称・飼い主に朝御飯を要求したら、あまり好きではない。と、云うか大嫌いな種類の大量に余っているドライフードを器に山盛りにしやがった・・・アイツめ・・・

思わず「これぢゃない！」と抗議しながら、器を前足でガリガリ。

勢い余って器が吹っ飛び、御飯は周囲に散乱。

まぁ。

不可抗力である。

ちょっとした手違いである。

なのに、自称・飼い主のヤツに叱られた。

本当に大人げないな・・・自称・飼い主のヤツ。

そう云えば、久々にあったニャンコたち。

お母さん猫は元気そうだったが、三匹の子供たちは影も形も見えなかった。

きっと、母親の元を離れて元気に巣立っていったのだろう。

些細なことで吾輩に文句ばかり言う自称・飼い主のアホより、野良猫の方が余程、自立して立派である。

うん。

何か間違った事言ってますか？吾輩？？

そんな事はないのである♪