戦隊来襲 2008/06/05 (Thu)

一昨日のことである。

夕食に出掛けた時、歩道と自転車専用道路の境にある植え込みから何やら鳴き声が聞こえてきた。

にゃぁ。にゃぁ。

野良猫天国たるこの界隈、猫の鳴き声など珍しくもないが声の主は仔猫のようである。

周囲を見渡してみたが、猫の居る気配は全くなかった。

暫く足を進めているとまたしても猫の鳴き声。

まるで、空×ジ・Ｏの後を付けているように声だけが響いている。

耳を澄ませて微かな鳴き声のありかに目を向ければ。



足元に目が開いたばかりの、この写真くらいの猫が居た。

植え込みに身を隠すようにずっと鳴きながら空×ジ・Ｏの後に付いてきていたのである。

こんな小さな猫が一匹で･･･他に親猫や兄弟が居る気配はない。

自分の家の近所ならばどの猫の子供か見当が付くのだが、猫と出逢ったの大通りを超えた隣町、野良猫であろうが他に仲間がいるとは思えない。

こんな所に生まれて間もない仔猫が一匹だけ・・・。

だからと云って我が家で飼ってやるわけにも行かない。

それでも、何となく気になってその場に屈み込み猫の様子を見ようとしたら・・・。

空×ジ・Ｏの顔を直視した仔猫は吃驚して物凄い勢いで逃げ出した（爆）。

後を追って自転車用の歩道側に行ってみたら、植え込みの脇で此方の様子を伺っていた猫は植え込みの中まで逃げていった。

悪かったなぁ･･･猫。

空×ジ・Ｏはこんな顔していて（爆）。

そのまま、隣町の商店街で夕食を摂ったが、其の商店街･･･今では物凄く寂れている。

やはり大きな幹線道路によって東と西に分断されているが、西側はスーパーの出店もあって賑やかなのだが東側は三割以上の店舗が閉じており、貸し駐車場と化している為、一日中アーケードの下は人より猛スピードで走り去る車の方が多いという状況。

その東側の商店街に入った時、直ぐに違和感を感じた。

暗い。

いつもの夜に比べて、驚くほど照明が暗い。

遂に経費節減で、毎晩毎晩証明まで落とすに至ったか･･･この商店街・・・。

そのまま、商店街内で食事を済ませ入ってきた方向と逆に足を進めてふと気が付いた。

今日は何時も走っている車を一台も見かけない。

そのまま足を進めると、イベントにより車両通行禁止となっていた。

其の先にはこの商店街では珍しいほどの人集りが薄暗い中に浮かび上がっている。

人見知りの激しい空×ジ・Ｏは、人が沢山居る所は苦手である、途中で抜け道に出て遣り過ごそうと思ったが、イベントをやっている場所まで抜けられる道はなかった。

別に悪いことして逃げている訳でも無し、逆戻りするのも変なのでそのまま足を進めたら。

道の中央あたりに延々と沢山の丸い硝子コップが置いてある、コップの中には何があるのだろう？

大体見当は付くが･･･嗚呼、それで今日は照明を落としていた分けかｗ

其の周囲を取り囲む子供たち、少し離れて大人たちが居る。

子供たちと一緒に居るのは・・・

コ！

コ！！

コスプレ！？

赤レンジャーに黄レンジャーに桃レンジャー！！！

いぁ・・・今の流行りだと何レンジャーになるのだろうか（爆）。

別にちゃんと５人揃っているか確認するどくろ仮面ではないので、そのまま無難に脇を通り過ぎようとしたら！

ＴＶ局が撮影に来ていた様子で、カメラマンがカメラを通り過ぎる空×ジ・Ｏの方に向けた。

コラ！コラ！コラ！

勝手に人を撮るんぢゃない！！！

空×ジ・Ｏの顔は猫も逃げ出す凶器だぞ。

放送コードに引っ掛かっても責任持たないぞ（爆）。

これはあれだろうか？

あのお下劣番組ゴレンジャイを先日ネタにしたバチが当たったのだろうか。

しかし、空×ジ・Ｏの顔・・・。

猫は逃げ出すが『ちょび』助は飛びついてくる。

『ちょび』助が或る意味、最低ボーダーかもしれない。

奴まで顔を見て逃げ出すようになったら（爆）。